みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

食べもの

ガラガラおろし

Ep.135 インスタントラーメンの発明者にして日清食品の創業者である安藤百福は、生涯「食」に関心を持ち続けた。 晩年「麺」の起源を探求するために中国から中央アジアへと至る旅とフィールドワークを敢行したことは有名だ。 しかし他方で「郷土料理」にも多…

下を向いて歩こう 桑名編

Ep.134 四日市市内の「デザインマンホール」を紹介して好評?だったEp.110。 今回は桑名編となる。 私自身、まさかこの「下を向いて歩こう」シリーズの第二弾があるとは思っていなかったが、NTN総合運動公園(Ep.115参照)を訪れた際、図らずも桑名市のデザ…

大内山牛乳

Ep.132 三重県のご当地牛乳「 大内山牛乳 」 どこのスーパーでも見かけ、県内の学校給食でも、餃子の新味覚(Ep.114参照)でも出てくる人気の牛乳だ。 「大内山」という特定の山がある訳ではない。 ただ県南部の大紀町(たいきちょう)には「大内山村」とい…

グリルニューコトブキ

Ep.129 「グリルニューコトブキ」 四日市の老舗洋食店だ。 カニコロッケとポーク生姜焼き 私はたまに外食するときはリピートではなく新規開拓する方が多い。けれどニューコトブキは例外で何度も訪れている。 品があるレトロな内装と、厨房でキビキビ作業する…

マコモタケ 三重県の伝統食材12

Ep.126 「菰野(こもの)町」の由来はその昔、真菰(まこも)の野原だったことに由来するらしい。 真菰(まこも) 旬の食材百科 HPより 真菰の根元にできる肥大した茎の部分をマコモタケ(マコモダケ)と言い、これは食用である。 マコモタケは「みえの伝統…

美しき県庁所在地・津 津ぎょうざ編

Ep.123 津市のご当地グルメ「津ぎょうざ」は学校給食が発祥らしい。 一般的な餃子だと子ども一人あたり5コ程度が必要。これでは作り手が大変だから、ジャンボサイズの餃子1コ(なおかつ「揚げ」餃子)にしてしまったとのこと。 なんて合理的な話だろう。 旅…

亀山みそ焼きうどん

Ep.120 亀山市のご当地グルメ「亀山みそ焼きうどん」は、この街の立地的・歴史的な背景から生まれた由緒あるものだ。 亀山市(Ep.101参照)は、国道1号線(東海道)が通る(現在では東名阪や新名神(Ep.63参照)も通る)交通の要衝。 関東をはじめ東日本から…

五ヶ所小梅 三重県の伝統食材11

Ep.117 「五ヶ所小梅(ごかしょこうめ)」は南伊勢町で原木が見つけられて以来この地で栽培されており、毎年5月中旬から6月上旬までのわずかな期間しか流通しない。 特徴は「果肉が厚く、漬け上がりの鮮やか」なことで、「五ヶ所湾から吹く潮風が小梅の生育…

工場見学 味の素(株)東海工場編

Ep.116 四日市市日永にある味の素(株)東海工場。 「ほんだし」を製造しているというこちらでは工場見学を開催している。 他社(ケミカルメーカー)の製造現場を見られるというのは滅多にない貴重な機会。ワクワクしながら参加した。 ほんだし 味の素(株) HP…

餃子の新味覚

Ep.114 四日市で最も有名な飲食店の一つ「餃子の新味覚」。 1955年に開業した老舗の餃子専門店だ。 餃子の新味覚 HPより お店の外観もそうだが店内もまた風変わり。カウンター席には麻雀のパイが埋め込まれている。 餃子と一緒に牛乳を飲むことが推奨されて…

家族的美食屋 あじへい

Ep.111 三重県民にとって馴染みのファミリーレストラン、 それは「家族的美食屋 あじへい」である。 お店の看板にあるようにラーメンとぎょうざを売りにしているので、ジャンル的には「中華料理系ローカルファミレス」というところだ。 ところで中華料理系ロ…

純喫茶 コーヒーブレイク編

Ep.108 モーニングサービスに代表される東海地方の「純喫茶」文化(Ep.102、105参照)。 「カフェレスト ゆん」 「珈琲屋 真戸運永(マドンナ)」(左)、「珈琲屋 明楽時運 吉備(アラジンキビ)」 「スワサロン」 「コーヒー屋NICO」 「カフェ コロラド」 …

純喫茶 ランチ編

Ep.105 モーニングサービスの文化がある中京圏の純喫茶(Ep.102参照)。 他方で、ランチで利用するのももちろんいい。 お昼時に純喫茶に行きメニューにカツカレーがあるとき、私は注文することにしている。 なぜカツカレーなのか? と問われると、好きだから…

男はつらいよ 湯の山温泉

Ep.103 私の中で映画「男はつらいよ」の思い出といえば「鎌倉シネマワールド」に行ったことだ。 それはかつて鎌倉市の大船にあった松竹が作ったテーマパークで、今はもうない。改めて調べてみると1995年10月に開演して98年12月に閉園したようだから、あまり…

純喫茶 モーニング編

Ep.102 四日市は中京圏なので「純喫茶」が至る所にある。 店内の雰囲気が好きだ。昭和を感じるところやユニークな店名も。 私の地元の茨城や、東京や静岡でも純喫茶はほぼ見かけない。 なので四日市に来たばかりの頃、私は「純喫茶巡り」にはまっていた。 純…

朔日餅(ついたちもち)

Ep.99 伊勢神宮に至る道中に点在する各地の「名物餅」。このことから伊勢街道は「餅街道」とも呼ばれる(Ep.96参照)。 私が食べたことのある餅は限られているがみんな美味しかった。三重県内の人にとっては「へんば餅」(伊勢市)や「関の戸」(亀山市関町…

なが餅・安永餅、餅街道

Ep.96 四日市の銘菓といえば「なが餅」である。全国的な知名度には乏しいけれど圧倒的に歴史が古い。「なが餅」を販売する笹井屋によると創業は1550年とのことだ。桶狭間の戦いの10年前だ。 薄っぺらくて長い白い餅の中にあんこが入っている。 食べ応えには…

市木オレンジ 三重県の伝統食材10

Ep.93 「市木(いちぎ)オレンジ」は夏みかんに温州みかんを接木した(交配させた)ものが紀州地方に伝わったとされるもので、三重県南部の御浜町(みはまちょう)で50年前から栽培されているらしい。 出荷時期は1月から2月。皮が厚く、果汁が多くて酸味が少…

伊賀と芭蕉とバナナとカカオ

Ep.90 伊賀市の中心駅である上野市駅(伊賀鉄道)は2019年2月、駅名の愛称を「忍者市駅」とした。 これは伊賀市が誇る「忍者」をPRするもので、町おこしや観光の誘致につなげたいらしい。 朝日新聞デジタルより このような動きというのは、富士山静岡空港、…

きんこ 三重県の伝統食材9

Ep.87 「きんこ」は志摩地方で作られている「干し芋」のことで、海女のおやつや漁師の保存食として親しまれてきた。 きんこの材料は「隼人芋」で、地元で収穫した後、保管・皮むき・釜で炊き上げて蒸らす工程を経てから10日間ほど天日干しすることで完成する…

たかな 三重県の伝統食材8

Ep.84 目を見張るほど美味しい「めはり寿司」 って本当かいな? という疑問が前からあった。 めはり寿司というと和歌山県の郷土料理のイメージがあるが、三重県南部の熊野市や尾鷲市もいわゆる「熊野」地方であり、昔から食べられてきたようだ。 めはり寿司…

三重なばな 三重県の伝統食材7

Ep.81 「三重なばな」は洋種アブラナの茎と若葉を食用とした「みえの伝統野菜」の一つだ。 県内では桑名市、木曽岬町、松阪市で栽培が盛んらしい。 なので桑名市長島町にあるナガシマリゾート「なばなの里」(Ep.32参照)は、同町で生産が盛んな「なばな」か…

伊勢いも、伊勢たくあん 三重県の伝統食材5、6

Ep.78 「伊勢いも」は県中部の多気町(たきちょう)が原産の「みえの伝統野菜」の一つだ。 長芋の一種とされるが、じゃがいものように丸い形状をしている。ただしサイズは大きい。 今回のテーマは「伊勢いも」 まずはとろろで食べることを試みたが、長芋のと…

蓮台寺柿・前川次郎柿 三重県の伝統食材3、4

Ep.75 秋真っ盛り。一号館(Ep.36参照)で「柿」のポップを見つけた。 柿には「甘柿」と「渋柿」があり、これらの違いは、 渋み成分「タンニン」が口の中で溶けるかどうかで決まり、溶けると渋くなり、溶けなければ甘くなる。 とのこと。興味深い。これは有…

松阪赤菜 三重県の伝統食材2

Ep.72 松阪赤菜(まつさかあかな)は「みえの伝統野菜」の一つで、鮮やかな紅色をしている印象的な野菜だ。 松阪赤菜は「日野菜」の原種に近いとされ、戦国武将・蒲生氏郷(がもううじさと)によって近江から松阪に持ち込まれたらしい。 日野菜の「日野」と…

おにぎり 2nd

Ep.69 四日市でおにぎりと言えば「おにぎりの桃太郎」(Ep.17参照)だが、県内には他にもおにぎりの専門店を見かける。 これまで私が暮らしてきたどの地域にも(東京でも地方でも)、こんなにおにぎり屋があるところはなかった。三重県の人たちはおにぎりが…

フクユタカで手前味噌

Ep.66 三重県で栽培されている大豆のほとんどの品種は「フクユタカ」で、「三重県産フクユタカ使用」と明記してある豆腐や油揚げや納豆(Ep.61参照)をスーパーでよく見る。 味噌は見ない。それならば味噌も三重県産のフクユタカで作ってしまおうと思いたっ…

美しき県庁所在地・津 松菱編

Ep.65 私は百貨店(デパート)が好きなので近鉄四日市駅にある近鉄百貨店は毎週末訪れている。 品があって格が高いところが好きだ。商品の質も安心感も店員さんの接客する力も。これらはイオンに対してまさっていることだと思う。 家から自転車で行ける距離…

鶏の唐揚げ

Ep.62 四日市で「鶏」と言えば三昌物産(株)だ。 市内の塩浜に本社を持つこの会社は、「大地のめぐみ」などの卵や「とりあん」を展開している。 とりあんは大分県発祥の唐揚げ専門店だが、四日市市内の店舗には三昌物産が鶏肉を提供しているようだ。 とりあん…

都納豆(みやこなっとう)

Ep.61 私は納豆が好きだがそれは茨城県出身だからではない。 「納豆イコール茨城県のアイコン」 のイメージを多くの人が抱いているのはなぜだろう? 2002年8月、高校二年生だった私は、茨城インターハイのボランティアにかり出されていた。 つくば市がバドミ…