2023-01-01から1年間の記事一覧
Ep.183 南アフリカ代表・スプリングボクスの史上最多4度目の優勝で幕を閉じたラグビー2023フランスW杯。 その余韻も冷めぬ中、スプリングボクスとニュージーランド代表・オールブラックスの選手たちが大挙所属するジャパンラグビーリーグONEの23-24シーズン…
Ep.182 「オールタイム織田信長俳優ランキング」というものを考えることがある。 ドラマや映画でこれまでに数々の二枚目俳優に演じられてきた信長であるが、その中で誰がベストだったか?というものだ。 織田信長 Wikipediaより 実際のところどうだったかは…
Ep.181 名古屋から電車で30分の三重県最大の都市・四日市からさらにローカル線で西に30分弱行った終着駅の山の麓から、バスとロープウェイで登った山頂に三重県唯一のスキー場がある、と言うと意外に思う人は多い(Ep.33、34、95参照)。 そのローカル線とは…
Ep.180 四日市の「四」は四区の「四」。 全日本大学駅伝の話である。(Ep.12、14、74、127参照) 沿道観戦は私にとって恒例行事。今年は11/5(日)に行われた第55回大会。 日本陸連 HPより 今大会のレース前、駒澤大学の優勝確率は98%(私見)であった。 昨シ…
Ep.179 四日市市西部ののどかな田園の中にある四日市中央工業高校と四日市メリノール学院中学・高校。 いずれも三重県を代表するスポーツの強豪校である。 <四日市中央工業高校> 四日市中央工業高校 HPより 1962年開校の四中高(よんちゅうこう)。 市内に…
Ep.178 西桑名駅からいなべ市の阿下喜(あげき。Ep.51、143参照)駅までの20.4km、計13駅を結ぶローカル鉄道、三岐鉄道北勢線(さんぎてつどうほくせいせん)。 1914年開通である。 三岐鉄道三岐線(Ep.175参照)の東側を並行して走っている。 三岐鉄道 HPよ…
Ep.177 北勢地域をホームとする総合スポーツクラブ「ヴィアティン三重」(Ep.46、130参照)。 今回はバスケットボール男子チームの試合観戦である。 彼らはジャパン・プロフェッショナル・バスケットリーグ(Bリーグ)の3部、「B3リーグ」に所属。 先日(8/2…
Ep.176 廃藩置県の発令から間もない1871年(明治4年)11月、現在でいう三重県は2つの県に分かれていたということを知らない県民は多い。 安濃津(あのつ)県と渡会(わたらい)県である。 そう聞くとピンとくる県民は多いかもしれない。 渡会は現在の三重県…
Ep.175 四日市北部の富田(とみだ)からいなべ市の藤原までの26.5km(全15駅)を結ぶローカル線、三岐鉄道三岐線(さんぎてつどうさんぎせん)。 可愛らしい黄色とオレンジ色の車体が特徴だ。 設立の経緯は藤原岳(Ep.67参照)で採れる石灰石と関わっている…
Ep.174 「瀧自慢」や「作」を始め全国に名を知られる純米酒がある三重県(Ep.39、153参照)。 一方で日本酒以外のお酒もまた知られている。 上馬ビール(細川酒造、桑名市) 名称の上馬(あげうま)とは、もちろん多度大社の「上げ馬神事」(Ep.29、169参照…
Ep.173 子どもの本の専門店「メリーゴーランド」 少し古びたビルに入る可愛らしい店構えと夕方暗くなってから辺りを照らす優しい暖色系のランプは、松本街道のランドマークとなっている。 店内には絵本や児童書に溢れている。 玩具や雑貨もある。カフェやバ…
Ep.172 四日市市南部の河原田(かわらだ)駅と津駅を結ぶ「伊勢鉄道」。 全10駅、22.3kmのローカル線である。 勘違いしてる人は多いと思うがここはJR所有の線路ではない。 JR(関西本線)は河原田駅を出ると南西方向の亀山駅に向かい、また亀山から南東の津…
Ep.171 桑名に本店を持つローカルファミリーレストラン「歌行灯(うたあんどん)」。 うどんを中心としたメニューを揃え、和風造りの内装は品があり法事もできそうだ。 泉鏡花の小説『歌行灯』に登場する桑名のうどん屋に由来するとのこと。 創業は明治10年…
Ep.170 地方に住んでいると芸術や美術にアクセスできる機会が少ないかと言われるとそうではないと思う。 公設・私設問わず美術館は全国に張り巡らされている。 国立西洋美術館や奈良国立博物館のような大物はないかもしれないけれど、むしろその地域に根ざし…
Ep.169 伊勢街道の玄関口・桑名から岐阜県大垣市に至る「養老鉄道」。 三重と岐阜は隣接県だが山に阻まれて両者を結ぶパスは限られている。 養老鉄道は数少ないその一つだ。 左手に養老山地を、右手に揖斐川(Ep.79参照)を見ながら北上する。 桑名駅から4駅…
Ep.168 竹原市に住んでいた幼稚園児のときだったと思う。 母と二人、竹原駅前の横断歩道を渡るため歩道で信号が青になるのを待っていた。 すると私たちの隣の車道にスクーターがやって来て、赤信号で停まった。ヘルメットをつけていない若いお兄さんだった。…
Ep.167 広島から茨城のつくば市に移り住んだのは小学4年生の夏だから1995年のことだった。 祖父母が暮らしていたのでそれまでもお盆や正月休みの度につくばに来てはいたが、一時的な滞在ではなく生活するとなると別の話だった。 まず興味を抱いたのは「テレ…
Ep.166 鈴鹿市の沿岸部である若松から内陸の平田町までを結ぶローカル線が「近鉄鈴鹿線」である。 近鉄の一路線であるが近鉄名古屋線からの直通があるわけではないので独立した路線である印象が強い。 伊勢若松駅は郷土の偉人・大黒屋光太夫(Ep.43参照)の…
Ep.165 赤福の朔日餅(ついたちもち)については以前取り上げたが(Ep.99参照)、七月の「竹流し」がこの度終了・廃止されることになった。 これは1978年に同社が朔日餅の販売を始めて以降、初めてのできごとだという。 22年までの七月の朔日餅「竹流し」 竹…
Ep.164 ノンフィクションやエッセーをよく読む。 扱われているテーマや著者に感心があるから読むわけだけれど、中にはその著者が書く文章が好きだからという理由で読むことがある。 文体や表現やリズム。そこから立ち昇ってくる著者の感性や人間的な魅力。 …
Ep.163 四日市周辺には多くのローカル鉄道がある。 「四日市あすなろう鉄道」もその一つだ。 冬季は天井にイルミネーション 「シースルー列車」 全9駅、トータルで7kmしかないことでもこのローカル度が伝わると思うが、一番の特徴は線路幅が狭い「ナローゲー…
Ep.162 三重県の「ローカル豆腐」については以前「岡村とうふ」(Ep.144参照)を紹介したがこれ以外にもよく買っていたのは井村屋の豆腐だった。 「大豆屋和蔵大豆ッ子」 井村屋(津市) 食感がとてもいい。絹豆腐に求めるものはやはり滑らかな口触りだと思…
Ep.161 ロシアのフィギュアスケーター、カミラ・ワリエワ選手は 「あまりにも強すぎるため他の選手が「絶対に勝てない」と意気消沈するのではないかという推測」(Wikipediaより) から、日本のファンからは『絶望』と異名を付けられている。 一体誰が付けた…
Ep.160 数年前、島袋寛子(元SPEED)の『私のオキナワ』(2013年)というアルバムをApple Musicで聴いてみたら、とても良かったので感動した。 この企画アルバムは『島唄』やBEGINのカバーなど、全編が「沖縄に関する楽曲」で構成されている。 島袋寛子 BARKS …
Ep.159 石榑(いしぐれ)といえば「石榑トンネル」が思い浮かぶ。 2011年に開通したこのトンネルは、石榑峠をぶち抜き、いなべ市と滋賀県の東近江市を結ぶ4.2kmもの長距離トンネルだ。 私は鈴鹿セブンマウンテンや鈴鹿10座の登頂をしていたとき利用した。(E…
Ep.158 コロナ禍で外出できず家にこもっていたとき、暇だったので、面白かった「All Time 小説ランキングTop20」を考えていた。 これまでの人生で読んできた何百以上もの文学作品の中から”The BEST”を選定しようという野心的な試みだ。 第1位は既に決まって…
Ep.157 高校生のとき私は片道13kmの距離を毎日自転車で通っていたが当時の母校においてそれは珍しいことではなかった。 周囲にも、遠方から自転車で来ていた子たちがたくさんいた。 2005年以前、つくばエクスプレス開通以前のつくば市というのはさながら陸の…
Ep.156 三重県最大の人口と経済力を誇る30万人都市「四日市」。 旧石器時代から人が住み、ヤマトタケルノミコトの伝説や壬申の乱(Ep.80参照)にも登場するこの町は、8〜10世紀には条里が整備されていたとされる。 1470年には田原美作守忠秀(たはらみまさか…
Ep.155 2023年、ゴールデンウィーク期間中の県内の観光入込客数の統計(三重県HPより)が発表された。 三重県HPより これによると1位の観光施設は「ナガシマリゾート」で、9日間での訪問客数は66万人、とある。 ナガシマリゾートは「なばなの里」(Ep.32参照…
Ep.154 22-23シーズン、リーグワンDivision2のレギュラーシーズンを2位で終えた三重ホンダヒート。 続くDivision2内の順位決定戦も2位で通過した彼らは、いよいよDivision1のチームとの入替戦に駒を進めた。相手はDivision1のレギュラーシーズンを11位で終え…