みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

三岐鉄道北勢線 黄色の車体といなべの青空は抜群に映える in 阿下喜

Ep.178

西桑名駅からいなべ市の阿下喜(あげき。Ep.51143参照)駅までの20.4km、計13駅を結ぶローカル鉄道、三岐鉄道北勢線(さんぎてつどうほくせいせん)

1914年開通である。

 

三岐鉄道三岐線Ep.175参照)の東側を並行して走っている。

 

三岐鉄道 HPより

 

特徴の一つはナローゲージであること。

幅762mmの線路は、全国的にも四日市あすなろう鉄道Ep.163参照)と黒部峡谷ロッコ電車とこの北勢線の3鉄道しかない。

全国のてっちゃんはナローゲージを体感するためにこの三重までやって来るのだ。

 

ナローゲージ

北勢線事業運営協議会事務局 HPより

 

出発は西桑名駅から。

「西桑名」とはなっているものの、JR &近鉄の桑名駅からは100mほどしか離れておらず実質的には同じである。

 

名駅コンコースより 右手が近鉄名古屋線、中央がJR関西本線、左が三岐鉄道北勢線西桑名駅

 

単線を進む。真夏の青空のもと、陽は強く、緑も眩しい。

 

駅で対向車の待ち合わせ

昭和初期のカラーの復刻版車両

ヴィアティン三重Ep.46130177参照)のラッピング車も

 

楚原(そはら)駅→麻生田(おうだ)駅→終点の阿下喜駅

に至るが、この辺りは「林を突っ切る」というかほぼ「藪の中」を走っている。

 

 

阿下喜に到着。

私はいなべが好きなのでこの地にもクルマで何度か訪れたが、鉄道で来るのは初めてである。

 

 

駅の外にはこの鉄道の最初期の復元車両が屋外展示されている。

 

 

それにしても、黄色の車体といなべの青空は抜群に映える。

彼方には藤原岳Ep.67参照)をはじめ鈴鹿山脈の山々も。

相変わらずの美しい景色であった。

 

 

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Sangi Railway Hokusei Line

Ep.178

三岐鉄道北勢線 Sangi Railway Hokusei Line is a local train and runs 三岐鉄道三岐線 Sangi Railway Sangi Line in parallel.

Short 20.4km from Nishi-Kuwana to 阿下喜 Ageki is the way from town to countryside.

The terminal Ageki is the best scenic place for this tiny yellow train with the Suzuka Mountains under sky blue!

 

www.hokuseisen.com