みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

ヴィアティン三重(バレーボール男子チーム)

Ep.130

プロバレーボールリーグ「Vリーグ」のDivision2に所属するヴィアティン三重のバレーボール男子チーム。

ホームエリアは北勢地域と津市で、Jリーグ入りを目指しているヴィアティン三重のサッカー男子チーム(Ep.4677118参照)と同様に、こちらもカテゴリー最上位のDivision1入りを目指している。

 

昨21-22シーズンはDivision2で15チーム中の3位となり惜しくも昇格を逃した彼ら。今シーズンは優勝を狙う。

 

公式HPより

 

普段は津市の会場をホームにすることが多いヴィアティン三重・男子チームだが、12月上旬、四日市市総合体育館(Ep.86参照)でゲームが行われた。

対戦相手は「大同特殊鋼レッドスター」。名古屋をホームとする昨シーズン6位の強豪だ。

 

 

私は10年近く前、東京に住んでいたときに友人たちとあらゆるスポーツを会場で観戦するという企画をしていたときにバレーも観たことがある。

 

2009年の12月に東京体育館であった全日本インカレで、東海大学vs順天堂大学の決勝戦だったと思う。

それ以来だから13年ぶり!? Vリーグの観戦は初めてだった。

 

 

第1セットは白熱のシーソーゲーム。デュースに突入した結果、27-29で大同特殊鋼レッドスターが獲った。

 

 

ずいぶん昔の話だが、たまにテレビで中継されていたバレーの日本代表の試合のことを憶えている。当時はまだ「サーブ権」("サイドアウト制”と呼ぶようだ)のルールがあった時代だった。

これはサーブする側のチームしか「得点」が入らず、つまりは両チームが交互にラリーを制する限りは永遠に得点が入らないというもので、がなかなか1セットが取れず、ゲームの終わりも見えず、まどろっこしいものだった。

 

私がまだ小学生だったときなので、90年代中盤〜後半の話だ。

 

今ではどちらのサーブのときでも得点は確実に積み重なっていくので、「終わり」が見えやすい、良いルールになったと思う。

 

 

ついでに言うと私はこの”サーブ権時代”の、90年代が全盛期だった日本代表の選手たちの名前も憶えている。

 

中垣内、青山、泉川、大竹(アジアの壁)...

女子選手も、大林、多治見...

 

小学生で、たまにしかやらないテレビ放送を観るだけでそんなに憶えるものか?

と訝しがるかもしれないが、私は本当に憶えている。

幼少期の記憶に抜群の自信があるのだ。

 

中垣内祐一監督 2020東京五輪の男子日本代表監督だった 月刊バレーボール HPより

 

第2セットは序盤からヴィアティン三重が優勢。25-19で奪い返す。

 

ここでハーフタイム。チアダンスなどが始まる。DJもマイクで盛り上げる。

試合開始から気になっていたが、DJの声のボリュームが大きすぎる。

試合中、相手チームに得点が入ると、

「 ヴィアティーーーーーン、三重ッッッ! 」

 

ホームチームを鼓舞する。

 

ところで以前にも記したが、

「 vier ヴィア 」とはオランダ語で数字の「4」

「 veertien ヴィアティン 」とは「14」のことだ。

 

つまり「ヴィアティン三重」とは「14三重」という意味なので、それを

「 Veerti--------------en, Mie----- ! 」

 

と絶叫することは、もしオランダ人が聞いたら「??」しか浮かばないことだろう。

 

スポーツのクラブチーム名を英語以外の馴染みのない西洋語で付けるというのは日本人の得意技。

現地人からしたら訳が分からないかもしれないが、日本人にとっては「語感」が良いしカッコイイから採用したのだと思う。

 

 ヴェルディ川崎 ; Verde 緑(ポルトガル語

 横浜フリューゲルス ; Flügel 翼(ドイツ語)

 ベルマーレ平塚 ; Bellum 美しい + Mare 海(ラテン語

wikipediaより)

 

Jリーグのチームたちが始めたことなのかもしれない。

 

 

第3、第4セットもヴィアティン三重は勢いを持続。

終わってみるとセットカウント3-1で勝利した。

 

色々と思いを巡らせてしまったところいまいち試合観戦に集中しなかった感じはあるが、楽しい思い出になった。

 

公式HPより

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ヴィアティン三重 Veertien Mie (Men’s Volleyball club)

Ep.130

Veertien Mie is a total sports club, not only Men’s football team, but also Men’s volleyball team (ref. Ep.46).

They belong to “Division 2” of Japanese professional volleyball league, “V League”.

 

Their homelands are Tsu, Kuwana and Yokkaichi city.  Despite it is usually held their matches at Tsu city, first match of this season 22-23 at Yokkaichi on the early Dec. (ref. Ep.86).

 

It was first time for me about going to a match of V League, so that impressed with “loud mike performance” by DJ.

But watching a match was so fun!  Audience also seemed to have a nice time.

 

www.veertien.jp

www.daido.co.jp