みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

津市

三重大学

Ep.196 三重大学 1874年創立創設。本キャンパスの所在地は津市。 人文・教育・医・工・生物資源学部からなり、学生数は8,500人。 三重県が誇る唯一の国立大学である。 三重大学 HPより 秋は大学祭のシーズン。 11月に開催された「第75回三重大学祭 津一色」…

東海・北陸B-1グランプリin四日市

Ep.188 「東海・北陸B-1グランプリin四日市」 四日市の市政123周年を記念して2020年に開催予定だったイベントが、コロナ禍の延期を受け23年11月に開催された。 ご当地グルメの祭典として定着した感じのある「B-1グランプリ」。 B-1のBはB級グルメのことかと…

JR紀勢線 新時代の幕開け!? in 亀山

Ep.187 JR紀勢(きせい)線。 亀山駅と紀伊半島を周って和歌山市駅を結ぶ(伊勢と紀州を結ぶ)、JRの幹線である。 路線距離は384km、実に96駅に及ぶ。 今回は松阪駅から亀山駅へ向かってみよう。 松阪駅(Ep.184参照)から津駅までは4駅20分。六軒駅→高茶屋…

真の『三重』とは

Ep.176 廃藩置県の発令から間もない1871年(明治4年)11月、現在でいう三重県は2つの県に分かれていたということを知らない県民は多い。 安濃津(あのつ)県と渡会(わたらい)県である。 そう聞くとピンとくる県民は多いかもしれない。 渡会は現在の三重県…

伊勢鉄道 知られざるローカルフード“カレー焼” in 津

Ep.172 四日市市南部の河原田(かわらだ)駅と津駅を結ぶ「伊勢鉄道」。 全10駅、22.3kmのローカル線である。 勘違いしてる人は多いと思うがここはJR所有の線路ではない。 JR(関西本線)は河原田駅を出ると南西方向の亀山駅に向かい、また亀山から南東の津…

美しき県庁所在地・津 ピンポンスター編

Ep.148 中学生だった20年ちょっと前の話だ。私は卓球部だった。 当時、つくば市の卓球界にはUという選手がいた。 私より一学年上のU選手は、秋の新人戦と翌春の総体の市大会のシングルスで優勝した。 私はU選手のプレーを見るのが好きだった。 圧倒的に上手…

内藤製餡 & 井村屋のあんこ

Ep.141 自転車で国道1号線を南下していたときのこと、三滝川にかかる四日市橋を渡ると目に入った「こだわりの餡」の看板。 あんこの製造・販売をしている「内藤製餡(株)」である。 この看板を見ると、あるいはホームページを確認するとすぐに、このお店が老…

日永うちわ & なすび団扇

Ep.140 片手で持てるほど軽量で、柄の部分を掴み手首の力をきかせて「それ」ごと上下に動かすと、その場所の空気を前方に押し出すことができる。 この直進性の高い空気の塊(つまりは“風”)は対象にめがけて放つことができ、とりわけその対象がヒトである場…

ヴィアティン三重(バレーボール男子チーム)

Ep.130 プロバレーボールリーグ「Vリーグ」のDivision2に所属するヴィアティン三重のバレーボール男子チーム。 ホームエリアは北勢地域と津市で、Jリーグ入りを目指しているヴィアティン三重のサッカー男子チーム(Ep.46、77、118参照)と同様に、こちらもカ…

全日本大学駅伝 2022

Ep.127 四日市の「四」に四区の「四」の意味を新たに加えても良いのではいか? 全日本大学駅伝についての話だ。 (Ep.12、14、74参照) 私はこれまでに二度、この駅伝の4区を沿道で観戦してきたが、昨年、東京の友人(私よりも大学長距離界に詳しい)から 「…

美しき県庁所在地・津 津ぎょうざ編

Ep.123 津市のご当地グルメ「津ぎょうざ」は学校給食が発祥らしい。 一般的な餃子だと子ども一人あたり5コ程度が必要。これでは作り手が大変だから、ジャンボサイズの餃子1コ(なおかつ「揚げ」餃子)にしてしまったとのこと。 なんて合理的な話だろう。 旅…

美しき県庁所在地・津 森林編

Ep.94 津市美杉町(みすぎちょう)は県庁所在地の中心部から西に40kmも離れた森の中にある。 ここにクルマで行くには細い山道をずっと走る必要がある。 西からのアクセスも可能だけれど、奈良(関西方面)と三重を結ぶ主要ルートではないから、こちらも細い…

美しき県庁所在地・津 ギャンブル編

Ep.71 ボートレース津は1952年に全国で初めてレースが行われた歴史ある競艇場だ。 先日、「ファン感謝オール津ター」が開催されていた。 左の建物はツッキードーム ポップなボートレース 私はボートレースについては、東京に住んでいたとき一度だけ多摩川ボ…

おにぎり 2nd

Ep.69 四日市でおにぎりと言えば「おにぎりの桃太郎」(Ep.17参照)だが、県内には他にもおにぎりの専門店を見かける。 これまで私が暮らしてきたどの地域にも(東京でも地方でも)、こんなにおにぎり屋があるところはなかった。三重県の人たちはおにぎりが…

美しき県庁所在地・津 松菱編

Ep.65 私は百貨店(デパート)が好きなので近鉄四日市駅にある近鉄百貨店は毎週末訪れている。 品があって格が高いところが好きだ。商品の質も安心感も店員さんの接客する力も。これらはイオンに対してまさっていることだと思う。 家から自転車で行ける距離…

松阪もめん・伊勢木綿

Ep.60 「松阪もめん」は三重県の伝統工芸品の一つで、藍色の縞模様が特徴的な綿織物だ。 かつては松阪市を中心に生産されており、江戸っ子の間で大流行したらしい。 松阪市観光プロモーションサイトより 松阪市の「松阪もめん手織センター」を訪れた際、この…

美しき県庁所在地・津 うなぎ編

Ep.58 職場の地元出身者の方と話をしていると、彼らにとって津市とは、 「うなぎを食べに行くところ」 なのではないかと、たまに思う。 これは地元では知られた話で、2005年の総務省の家計調査によると、 「津は一人当たりのうなぎの消費量が日本一」 という…

芸濃ずいき 三重県の伝統食材1

Ep.57 数年前、京都駅の新幹線改札内でおみやげを探していた。 その際、漬物コーナーにある「ずいき」なる赤い野菜の漬物を見つけた。「京野菜」の一つだろうと思って興味深かったので、これを買って帰ることにした(ただし味は覚えていない..)。 先日、「…

美しき県庁所在地・津 「風格」編

Ep.55 一年前の今頃、コロナ禍で県内の小中学校が他県への修学旅行を自粛する、という動きがあった。 そんな折、津市観光協会が、津市を修学旅行先の選択肢に加えてもらおうとアピールするという記事(2020年8月13日、伊勢新聞)を読んだ。 当時の私は、近く…

美しき県庁所在地・津 「美しさ」編

Ep.53 三重県の県庁所在地は「津市」だが、この街について、県外の方にとってはおそらくいまいちピンとこない。 私は大学生のとき、全国をめぐる旅をしている際に初めてこの街を訪れたが、ただ駅を降りて夕食をとっただけで終わってしまった(Ep.0参照)。何…

紫陽花 あじさい in かざはやの里

Ep.50 工場では必ず「緑地」を設ける必要がある。 そして「緑地面積」の割合というのが、工場敷地面積に対して定められており、四日市市のそれは「10%以上」というものだ(2020年4月時点)。 実はそれ以前は「20%以上」だったが規制が緩和された。 工場を保…

ローカルスーパーマーケット マルヤス編

Ep.49 近所にあって欲しいと思うスーパーマーケットのNo.1がマルヤスだ。 マルヤスは津市に本社を置き、中勢地域で展開しているローカルスーパーで、特に津市にある芸濃店に一度行ってしまうと、このようなスーパーが家の近くにできることを切望するようにな…

三重県の地酒

Ep.39 それまで日本酒を真剣に味わって飲んだことはきっとなかった。 少なくとも体系的に、味を文章表現したり好みを評価したりというようなことは。 以下はこの半年に渡り、三重県の地酒を毎晩飲み続けた結果をまとめたものだ。 これを実施するにあたり、ま…