みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

2022-01-01から1年間の記事一覧

松浦武四郎

Ep.131 私はホモサピエンスが60万年前にアフリカで誕生して10万年前に「出アフリカ」(Out of Africa)を果たして世界中に「拡散」(Homo sapiens migration)していきそれぞれの土地に適した身体的特徴(形質)を獲得して民族と民俗を形成していくタイムス…

ヴィアティン三重(バレーボール男子チーム)

Ep.130 プロバレーボールリーグ「Vリーグ」のDivision2に所属するヴィアティン三重のバレーボール男子チーム。 ホームエリアは北勢地域と津市で、Jリーグ入りを目指しているヴィアティン三重のサッカー男子チーム(Ep.46、77、118参照)と同様に、こちらもカ…

グリルニューコトブキ

Ep.129 「グリルニューコトブキ」 四日市の老舗洋食店だ。 カニコロッケとポーク生姜焼き 私はたまに外食するときはリピートではなく新規開拓する方が多い。けれどニューコトブキは例外で何度も訪れている。 品があるレトロな内装と、厨房でキビキビ作業する…

コメリPRO

Ep.128 土地柄、作業服や作業用工具の専門店が集う四日市(Ep.112参照)。 中でも最大規模と言えるのが『コメリ PRO』だ。 『コメリ』は新潟県発祥の農業用具を中心としたホームセンターだが、『コメリPRO』は三重県が発祥。桑名・四日市・鈴鹿・津と、国道2…

全日本大学駅伝 2022

Ep.127 四日市の「四」に四区の「四」の意味を新たに加えても良いのではいか? 全日本大学駅伝についての話だ。 (Ep.12、14、74参照) 私はこれまでに二度、この駅伝の4区を沿道で観戦してきたが、昨年、東京の友人(私よりも大学長距離界に詳しい)から 「…

マコモタケ 三重県の伝統食材12

Ep.126 「菰野(こもの)町」の由来はその昔、真菰(まこも)の野原だったことに由来するらしい。 真菰(まこも) 旬の食材百科 HPより 真菰の根元にできる肥大した茎の部分をマコモタケ(マコモダケ)と言い、これは食用である。 マコモタケは「みえの伝統…

地域のお花畑

Ep.125 「地域のお花畑」 というのが地方には増えていると思う。 それは市民団体や農家の方が本業の傍らで提供してくれるもので、花が見頃を迎えると開放され、市民は無料で楽しむことができる。 コスモス(菰野町田光:10月上旬) 『○○の花が見頃を迎えてい…

F1日本グランプリ in 鈴鹿 2022

Ep.124 モータースポーツ界のヒエラルキー頂点「F1(フォーミュラーワン)」 今年2022年は、3年ぶりに鈴鹿サーキットで開催された(2022年F1第18戦 日本グランプリ)。 ミハエル・シューマッハ(フェラーリ時代) Octane HP より 私はF1に明るくないが、学部…

美しき県庁所在地・津 津ぎょうざ編

Ep.123 津市のご当地グルメ「津ぎょうざ」は学校給食が発祥らしい。 一般的な餃子だと子ども一人あたり5コ程度が必要。これでは作り手が大変だから、ジャンボサイズの餃子1コ(なおかつ「揚げ」餃子)にしてしまったとのこと。 なんて合理的な話だろう。 旅…

大四日市まつり

Ep.122 夏は祭りの季節だ 私の実家があるつくば市の地区でも、お祭りが7月に開かれていた。 はっぴを着てみこしを担いだり山車をひいたり。小学生は楽器の担当者で、5年生で小太鼓、6年生で大太鼓を叩いた。お囃子会に所属する大人たちは「鐘」と横笛を鳴ら…

鈴鹿8耐

Ep.121 鈴鹿サーキットの夏の風物詩「鈴鹿8耐(鈴鹿8時間耐久ロードレース)」 今年2022年は、3年ぶりに開催された。 私にとって鈴鹿サーキットでの観戦は5月のSuper GT 第3戦(Ep.106参照)以来。バイクレースは初めてだ。バレンティーノ・ロッシ(イタリ…

亀山みそ焼きうどん

Ep.120 亀山市のご当地グルメ「亀山みそ焼きうどん」は、この街の立地的・歴史的な背景から生まれた由緒あるものだ。 亀山市(Ep.101参照)は、国道1号線(東海道)が通る(現在では東名阪や新名神(Ep.63参照)も通る)交通の要衝。 関東をはじめ東日本から…

四日市公害裁判判決50年

Ep.119 前の会社に勤めていた10年ほど前の話だ。若手社員を集めた研修(社長合宿)が唐突に始まった。 趣旨は、社長以下、重役の人たちが会社の未来を担う若手社員たちにメッセージを伝える、というものだった。 宿泊を伴ったこの研修では、若手社員たちはあ…

三重ダービー 2nd leg, 2022

Ep.118 8月下旬、鈴鹿ポイントゲッターズの三浦泰年監督(ヤス監督)以下、数名の選手たちが四日市市役所を表敬訪問したとのローカルニュースを見た。 そこには三浦知良選手(カズ選手)の姿もあり、四日市市のご当地キャラ「こにゅうどうくん」とハグをした…

五ヶ所小梅 三重県の伝統食材11

Ep.117 「五ヶ所小梅(ごかしょこうめ)」は南伊勢町で原木が見つけられて以来この地で栽培されており、毎年5月中旬から6月上旬までのわずかな期間しか流通しない。 特徴は「果肉が厚く、漬け上がりの鮮やか」なことで、「五ヶ所湾から吹く潮風が小梅の生育…

工場見学 味の素(株)東海工場編

Ep.116 四日市市日永にある味の素(株)東海工場。 「ほんだし」を製造しているというこちらでは工場見学を開催している。 他社(ケミカルメーカー)の製造現場を見られるというのは滅多にない貴重な機会。ワクワクしながら参加した。 ほんだし 味の素(株) HP…

NTN総合運動公園

Ep.115 NTN総合運動公園は桑名市の自然豊かな場所にある。 私が好きなローカルスーパー「一号館プラス 桑名陽だまり店」(Ep.36参照)の近くだ。 NTNはもちろんベアリング大手のNTN株式会社のことで、桑名市発祥のこの会社が公園の名前に冠しているようだ。 …

餃子の新味覚

Ep.114 四日市で最も有名な飲食店の一つ「餃子の新味覚」。 1955年に開業した老舗の餃子専門店だ。 餃子の新味覚 HPより お店の外観もそうだが店内もまた風変わり。カウンター席には麻雀のパイが埋め込まれている。 餃子と一緒に牛乳を飲むことが推奨されて…

丹羽文雄

Ep.113 毎年1月下旬と7月下旬に発表される芥川賞と直木賞。 私は2006年あたりから現在までの全ての芥川賞作品を読んできている。 芥川賞は一度に2人受賞されることがよくあるから、40作品近く読んできたと思う。(ただし面白くなかったり難解だったりで序盤…

ミスタートンカチ、及び作業服・作業用工具専門店

Ep.112 四日市から菰野方面へ向かって湯の山街道(国道477号線)を走っていると見えてくる奇抜な名前の看板。 『ミスタートンカチ』 ローカルスーパーマーケットの一号館(Ep.36参照)が手がけるホームセンターである。 当初、すっとんきょうな名前だなと思…

家族的美食屋 あじへい

Ep.111 三重県民にとって馴染みのファミリーレストラン、 それは「家族的美食屋 あじへい」である。 お店の看板にあるようにラーメンとぎょうざを売りにしているので、ジャンル的には「中華料理系ローカルファミレス」というところだ。 ところで中華料理系ロ…

下を向いて歩こう

Ep.110 「 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 」 では下を向いて歩いたらどうなるか? 涙はこぼれるだろう。だが何か新しい“気付き“があるかもしれない。 マンホールについての話だ。 私はそれまで、四日市にはいくつかの「デザインマンホール」がある…

式年遷宮のリユース

Ep.109 私が好きな作家、伊東潤さんは2020年、「茶聖」を上梓するにあたり以下のコメントをされていた。 『 戦国時代を扱う歴史小説家は、いつかは千利休に挑まねばならないと思ってきました。 それだけ戦国時代において茶の湯の存在は大きく、信長、秀吉、…

純喫茶 コーヒーブレイク編

Ep.108 モーニングサービスに代表される東海地方の「純喫茶」文化(Ep.102、105参照)。 「カフェレスト ゆん」 「珈琲屋 真戸運永(マドンナ)」(左)、「珈琲屋 明楽時運 吉備(アラジンキビ)」 「スワサロン」 「コーヒー屋NICO」 「カフェ コロラド」 …

海山道神社

Ep.107 近鉄名古屋線の海山道駅から直結している「海山道神社」は、古くから“みやまどさん”と呼ばれて親しまれている。 毎年節分に行われる「狐の嫁入り神事」は大いに賑わうようだ。 公式HPより 海と山の道で「みやまど 海山道」 なんて素敵な名前だろう。 …

Super GT in 鈴鹿サーキット

Ep.106 鈴鹿市といえば「モータースポーツの街」 F1日本グランプリが行われる「鈴鹿サーキット」は、国内で最も著名なサーキット場だ。 私は三重県に越してきてから2年半。ようやく観戦機会に恵まれた。 昨年2021年、鈴鹿サーキットで行われるレースを観に行…

純喫茶 ランチ編

Ep.105 モーニングサービスの文化がある中京圏の純喫茶(Ep.102参照)。 他方で、ランチで利用するのももちろんいい。 お昼時に純喫茶に行きメニューにカツカレーがあるとき、私は注文することにしている。 なぜカツカレーなのか? と問われると、好きだから…

近鉄 撮り鉄

Ep.104 幼い頃から身近にあった電車は何かしらの「イメージ」とともにあると思う。それは具体的な「情景」を伴うものかもしれない。 私の中では3つの鉄道でそれがある。 煌めく瀬戸内海の絶壁をコトコト走る呉線。水面で照り返す陽光と小島が浮かぶ穏やかな…

男はつらいよ 湯の山温泉

Ep.103 私の中で映画「男はつらいよ」の思い出といえば「鎌倉シネマワールド」に行ったことだ。 それはかつて鎌倉市の大船にあった松竹が作ったテーマパークで、今はもうない。改めて調べてみると1995年10月に開演して98年12月に閉園したようだから、あまり…

純喫茶 モーニング編

Ep.102 四日市は中京圏なので「純喫茶」が至る所にある。 店内の雰囲気が好きだ。昭和を感じるところやユニークな店名も。 私の地元の茨城や、東京や静岡でも純喫茶はほぼ見かけない。 なので四日市に来たばかりの頃、私は「純喫茶巡り」にはまっていた。 純…