三重県の伝統食材
Ep.199 四日市の知られざる特産品「かぶら」 市西部の桜地区にある山原農場では毎年11月から1月中旬にかけて収穫され、約25万個が地元の北勢卸売市場と愛知県に出荷されるという。 中日新聞より 新聞記事によると、 ・カブラは関東地方で主に小玉、関西地方…
Ep.126 「菰野(こもの)町」の由来はその昔、真菰(まこも)の野原だったことに由来するらしい。 真菰(まこも) 旬の食材百科 HPより 真菰の根元にできる肥大した茎の部分をマコモタケ(マコモダケ)と言い、これは食用である。 マコモタケは「みえの伝統…
Ep.117 「五ヶ所小梅(ごかしょこうめ)」は南伊勢町で原木が見つけられて以来この地で栽培されており、毎年5月中旬から6月上旬までのわずかな期間しか流通しない。 特徴は「果肉が厚く、漬け上がりの鮮やか」なことで、「五ヶ所湾から吹く潮風が小梅の生育…
Ep.93 「市木(いちぎ)オレンジ」は夏みかんに温州みかんを接木した(交配させた)ものが紀州地方に伝わったとされるもので、三重県南部の御浜町(みはまちょう)で50年前から栽培されているらしい。 出荷時期は1月から2月。皮が厚く、果汁が多くて酸味が少…
Ep.87 「きんこ」は志摩地方で作られている「干し芋」のことで、海女のおやつや漁師の保存食として親しまれてきた。 きんこの材料は「隼人芋」で、地元で収穫した後、保管・皮むき・釜で炊き上げて蒸らす工程を経てから10日間ほど天日干しすることで完成する…
Ep.84 目を見張るほど美味しい「めはり寿司」 って本当かいな? という疑問が前からあった。 めはり寿司というと和歌山県の郷土料理のイメージがあるが、三重県南部の熊野市や尾鷲市もいわゆる「熊野」地方であり、昔から食べられてきたようだ。 めはり寿司…
Ep.81 「三重なばな」は洋種アブラナの茎と若葉を食用とした「みえの伝統野菜」の一つだ。 県内では桑名市、木曽岬町、松阪市で栽培が盛んらしい。 なので桑名市長島町にあるナガシマリゾート「なばなの里」(Ep.32参照)は、同町で生産が盛んな「なばな」か…
Ep.78 「伊勢いも」は県中部の多気町(たきちょう)が原産の「みえの伝統野菜」の一つだ。 長芋の一種とされるが、じゃがいものように丸い形状をしている。ただしサイズは大きい。 今回のテーマは「伊勢いも」 まずはとろろで食べることを試みたが、長芋のと…
Ep.75 秋真っ盛り。一号館(Ep.36参照)で「柿」のポップを見つけた。 柿には「甘柿」と「渋柿」があり、これらの違いは、 渋み成分「タンニン」が口の中で溶けるかどうかで決まり、溶けると渋くなり、溶けなければ甘くなる。 とのこと。興味深い。これは有…
Ep.72 松阪赤菜(まつさかあかな)は「みえの伝統野菜」の一つで、鮮やかな紅色をしている印象的な野菜だ。 松阪赤菜は「日野菜」の原種に近いとされ、戦国武将・蒲生氏郷(がもううじさと)によって近江から松阪に持ち込まれたらしい。 日野菜の「日野」と…
Ep.57 数年前、京都駅の新幹線改札内でおみやげを探していた。 その際、漬物コーナーにある「ずいき」なる赤い野菜の漬物を見つけた。「京野菜」の一つだろうと思って興味深かったので、これを買って帰ることにした(ただし味は覚えていない..)。 先日、「…