みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

ランニング

Ep.42

歳をとると体重が落ちにくくなるというのは身をもって感じる。

20代のときと同じ距離を走ったところで、自分が適性と思っている体重まで容易には落ちてくれず。

かといって、より長い距離を走ったり、走る頻度を増やすほどの気力もなく。

 

したがって今ではマインドが変わり、

「美味しい夕食をいただくため」

に走ることにしている。

 

おいしい食事をいただくために最も必要な条件は、

空腹であること

だからだ。

 

 

走るコースは河川敷がいい。

川に沿って走るのはシンプルで気持ちよく、場所や季節によって変化する情景も楽しめるからだ。自動車に神経質になる必要も、ジムでトレッドミルの時速◯◯kmの表示にとらわれる必要もない。

東京・日野に住んでいるときも多摩川沿いを気持ちよく走れていた。

 

四日市市では、西の鈴鹿山脈から東の伊勢湾に向かって流れる川が何本もある。川だらけの街だ。

鹿化川(かばけがわ)や天白川(てんぱくがわ)に沿って走るのが、私のランニングコースで、週末の夕方に8km程度走っている。

 

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鹿化川沿い 奥に見えるのが鈴鹿山脈

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鹿化川沿い 奥に見えるのが四日市コンビナート

 

そしてこのランニングコースは、個人的に、

瀬古利彦と中村匠吾も走った道 → オリンピックロード」

と勝手に決めつけて、走る際のテンションを上げている。

 

 

瀬古さんは日本男子マラソンの最強ランナーの一人で、ロサンゼルス五輪に出場した。

桑名市出身で高校は四日市工業高校だ。市内の日永(ひなが)に位置するこの高校に最も近い川が鹿化川と天白川だから、瀬古さんも高校時代、間違いなく走っている。はずだ。

(ちなみに岐阜市では長良川沿いを「高橋尚子ロード」として整備している)

 

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現役時代の瀬古さん 時事ドットコム HPより

 

私は世代的に解説者になって以降の瀬古さんしか知らない。数年前までは、年明け早々ニューイヤー駅伝箱根駅伝に解説者として連日登場していた。個人的には、早稲田びいきの解説があまり好きではなかったが、最近の瀬古さんはけっこう好きだ。

 

というのも、マラソングランドチャンピオンシップMGC)の大成功や、設楽悠太大迫傑鈴木健吾たちによる、男子マラソン日本記録の怒涛の連続更新に、誰よりも喜び、興奮しているのが伝わってくるからだ。

 

また、世界と戦い、世界を相手に勝利してきた自身の現役時代から時が流れ、

世界(正確にはケニアエチオピアなどの東アフリカ出身のランナーたち)と大きく差が開いてしまった日本男子マラソン界が、今、再び世界と戦えるレベルまで上がってきたことを身をもって感じているのだろう。

 

とにかく、自分が主導した施策が大当たりして笑いが止まらないのが、今の瀬古さんなのだ。

 

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笑顔の瀬古さん 日本陸上競技連盟 HPより

 

中村匠吾選手は現役最強ランナーの一人で、2019年秋のMGCで優勝して東京五輪代表に内定した。

出身は四日市市なので、鹿化川や天白川沿いも走ったことだろう。

 

市内の内部(うつべ)中学校が出身中学で、ここは私が鈴鹿へ行くときに利用する道路沿いにあるため、

「中村先輩おめでとう」

の応援幕をよく見る。

中学卒業後は長距離・駅伝の強豪「伊賀白鳳高校(旧・上野工業高校)」に進学している。

 

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中村匠吾選手 sportiva HPより

 

以前、中村選手は四日市市の広報誌のインタビューの中で

「高校には片道2時間かけて通っていた」

と述べていた。伊賀市にある高校までの通勤手段は不明だが、毎日トレーニングで走った後に帰宅の途につくわけなので、体がクタクタになるハードな毎日だったに違いない。

(そしてさぞや美味しい夕食をいただけたに違いない)

 

また

四日市は一番心が落ち着く場所」

との発言も印象的だった。その記事を読んだとき、中村選手にとって、本当にこの街がふるさとなんだな、と思ったからだ。

 

 

中村選手の特徴は、レース終盤にスパートを仕掛けて逃げきれる・勝ちきれる力にある。

もちろん、それもスパート合戦前までに先頭集団にいられる圧倒的な走力があってこそ。

MGCや先のニューイヤー駅伝(2021)の4区でも、日本最高のランナーたちを相手にそれができてしまうことにシビれる。

 

私は駒澤大学のファン(Ep.14参照)なので、中村選手のことは大学時代から応援してきた。

それにしても今、当時を振り返って、凄いなと気付くことがある。それは大八木弘明監督の眼力だ。

 

駒澤大時代の中村選手は駅伝で1区を担当することが多く、学生3大駅伝すべてで区間賞を獲得している。1区のスペシャリストだ。特に箱根では、毎年1区でつまずくイメージのある駒澤において3年次2位、4年次1位という好成績をおさめている。

 

駅伝の1区はスタートから集団走で、終盤のスパート合戦で勝負が決する傾向が強い。

どこのポイントで仕掛けるのか、あらかじめチーム内で話して決まっているのだろうが、実際には予定通りにことは運ばない。

集団に残っている有力選手たちの様子を観察して、自分の余力を正確に把握して、今後の展開を予想して。

とにかくラスト数kmで大きな差がついてしまうので、ここをミスすればそれまでの20kmが台無しになってしまう。

 

中村選手は大学時代から、絶対的な走力に加えてレースでの対応力が圧倒的に秀でており、それは当然、大八木監督も把握していたことだったのだ。

 

あるいは、

窪田忍、村山謙太といった強力なチームメイトの存在も、能力伸長に寄与したと言える。

 

ハイペースの単独走で距離を刻める人(窪田)と、

最初からガンガン行く人(村山)

 

がいたため、それぞれの適性が区間配置へと繋がり「1区・中村」は自ずと最適解として浮かんできたに違いない。

 

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サンケイスポーツ HPより

 

というようなことに思いを巡らすことができるのが、私のランニングコースなのだ。

 

 

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Running

Ep.42

There are a lot of rivers in this city, Yokkaichi.

In my opinion, the best course of running is along the river.

 

We can enjoy watching the sight, beautiful nature and feel the difference depend on the season.

 

I run every weekend.  Along 鹿化川 Kabake gawa river or 天白川 Tempaku gawa river is my running course.

I call them “The Olympic road”.

 

Two Olympic runners 瀬古利彦 Seko Toshihio and 中村匠吾 Nakamura Shogo are rooted in this city.

I’m a big fun for marathon and ekiden, so I’m exciting to run this course!

 

ローカルスーパーマーケット サンシ編

Ep.41

休日、最も好んで利用するスーパーが「サンシ」だ。

 

「いくわ店」や「こもの繁盛店」は大型店舗で魚介と精肉コーナーが充実しており、マグロや鶏モモ肉が私のお気に入りだ。

 

鈴鹿市に本社を置くこのローカルスーパーは

「北のサンシ、南のぎゅーとら」

と言われる通り、三重県北部・北勢地域でよく見る。

 

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スーパーサンシ いくわ店

 

「サンシ」の元は、「三泗」である。

 

四日市では、「名泗コンサルタント」「三泗地域協議会」「スズキアリーナ三泗」などに使われており、

「泗」とは日市を、「名」は古屋を、「三」は重県や重郡を表す。

 

四日市市のHPによると「泗」は、孔子山東省で塾を開いた地名「泗水」にあやかって美称されたものとのことだ。

 

それにしても、さんずいに四で「泗」とはオシャレだ。

 

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「日永カヨー店」は地域最大の売り場面積を誇る。入り口に設けられた野菜コーナーでは、地元の生産者さんから直接買い上げて地元農家を応援するだけでなく、彼らの顔出しをして消費者への安心を訴求する効果も出している。

 

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また、サンシの強みの一つは宅配にあるらしい。

実に40年の実績を誇るというこのサービスは、コロナ禍の下でますます重宝されているようだ。実際に、サンシの宅配小型トラックをよく見かける。

 

名は体を表すとおり、「サンシ・三泗」はこの地域に根付いたものなのだ。

 

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サンシの宅配サービス  三重就職NAVI HP より

 

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Local supermarket サンシSanshi

Ep.41

サンシSanshi which means the north region of Mie including Yokkaichi is one of the biggest local supermarket.

I often go there weekend.  Tuna or thigh chicken meat are my favorite one.

 

There are much vegetables made by local farmers.

I enjoy trying them and be satisfied with their good quality.

 

www.supersanshi.com

 

usagism2000.theshop.jp

 

 

鈴鹿ポイントゲッターズ

Ep.40

初めてサッカーの試合をスタジアムで観戦したときのことを今でもよく覚えている。

 

1994年の広島アジア競技大会

 

当時私たち家族は広島県に住んでおり、私は小学3年生だった。

アジア競技大会とは総合的なスポーツの大会で、簡単にいうとオリンピックのアジア限定ver.だ。

私たちが観戦しに行った場所は三次市の「みよし運動公園」内のスタジアムで、瀬戸内海や広島市中心部からは遠く離れた山の中にある。

高校長距離・駅伝界の強豪・世羅高校がある世羅町よりもさらに北に位置するといったらわかりやすいだろうか?

 

その前年、Jリーグが華々しく開幕していた。

開幕戦のヴェルディ川崎vs横浜マリノスの試合はリアルタイムでTVで観ていた。

ヴェルディのマイヤー選手が放った強烈なミドルシュートがゴールネットに突き刺さり、これがJリーグで最初のゴールになったことも覚えている。

サッカーという競技を知ったのも、試合を観たのも、このときが初めてだったはずだ。

 

ドーハの悲劇を経て、Jリーグの2シーズン目が開幕して、そして迎えたのが広島アジア競技大会だった。

両親がどうやってチケットを入手したかは分からないが、とにかく私はスタジアムで観戦できることを楽しみにしていた。

 

私たちが観た試合は、

 

第1試合;

中国 vs トルクメニスタン

 

第2試合;

イエメン vs バーレーン

 

だった。

中国以外の3ヵ国は、聞いたこともないし、どこにあるのかも知らなかった。

ただ実際に観戦するとなるとどちらかのチームに肩入れして応援したくなるというもの。だから私は「国名がカッコイイから」という理由で、トルクメニスタンバーレーンを応援することにした。

 

第1試合は内容も結果も覚えていない。

ただ初めてスタジアムで観て、すぐ目の前で試合が行われていること、思ったよりもコートが小さいこと、に驚いていた。要するに強烈な臨場感やリアル感を肌で感じていた。家の中の小さな箱(TVのこと)を通してでは決して分からないことだった。

 

よく覚えているのは第2試合だ。

この試合、バーレーンの3〜4人くらいの男性サポーターたちが、国旗を羽織ってホーンを吹いて歌って踊って、自国の代表チームを熱く応援していた。とにかく賑やかだった。

 

私は彼らの行為を深く懸念していた。

 

なぜなら、これが相手チームのイエメンの選手たちを刺激し(イエメンのサポーターは見た限りいなかった)、彼らが激怒し、両チームの乱闘に発展し、それが本国に伝わり、そしてホンモノの戦争へと発展してしまわないだろうか、と。

 

 

なんでそうなる!? 大袈裟だな〜、と失笑した人がいるとすれば、あなたは間違っている。

なぜなら私はそのときまでに、児童向けのサッカーW杯に関する図書を読んで知っていたからだ。

その昔、中米の国、ホンジュラスエルサルバドルが、北中米カリブ海予選の試合がきっかけで、その後ホンモノの戦争へと発展してしまった例を!(「サッカー戦争」wikipedia参照

 

だから当時9歳の私は本当に恐れていた。

「なんでそんな風に応援するん。戦争になったらどうするん(広島弁)」

 

と心の中で彼らに何度もその応援をやめるよう訴えていた。

この平和を希求する街・ヒロシマから、二度と世界に不幸を発信してはいけない、と。

 

(なお、このときのバーレーンのサポーターたちの応援は一般的なレベルの範囲内だったと言える。その後わかったことだが)

 

この試合後、現在に至るまで両国家は戦火を交えていない。私の心配は杞憂に終わった。

 

 

さて、私はその後、大人になり現在に至るまで、Jリーグ高校サッカーの試合を何度もスタジアムで観戦してきた。

しかしJFL日本フットボールリーグ)は経験がなかった。

 

ここ三重県は、全国で7県しかない「Jリーグ空白県」の一つだが、近年、Jリーグ加入(J3参入)の意思を示し、現実的にあと一歩まで迫っているチームが2つある。

 

ヴィアティン三重桑名市東員町など)

鈴鹿ポイントゲッターズ(鈴鹿市

 

である。

両チームは、アマチュアの最高峰リーグJFLにおける17チームの中の2つであり、上位4チームに与えられる参入資格(実力)だけでなく、収容人数の多いホームスタジアムの整備や、観客動員数のアップをはかって、県内初のJリーグ入りを目指している。

 

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JFL オフィシャルwebサイト より

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2021年シーズンのJFLの17チーム

 

今回私は「鈴鹿ポイントゲッターズ(鈴鹿PG)」の試合を観る機会に恵まれたので紹介したい。

 

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可愛らしい名前のこのクラブチームは、2018年シーズンの東海リーグ(地域リーグ)を制し、その後の全国地域サッカーチャンピオンズリーグで好成績を収めると、翌2019年シーズンからJFLへ参戦している。

 

JFL参戦が彼らよりも2年早く、Jリーグ参入レースでも先行している同じ県内のヴィアティン三重が「兄貴」だとすれば、鈴鹿PGは「弟」といったところだ。

 

しかし近年、この「弟」が急激に実力をつけている。

その最大の理由は、スペイン人女性、ミラグロス・マルティネス監督の就任によるところが大きいと言われている。

 

この優秀な指導者のもと、

JFL参戦元年の2019年を12位で終えると、翌2020年は5位となり、兄貴・ヴィアティン三重(6位)を上回る成績をおさめた。

そして今シーズン。更に飛躍してJFL優勝を目指しているのだ。

 

 

私が観戦したのは第3節、ホームの「AGF鈴鹿陸上競技場」で行われた「東京武蔵野ユナイテッドFC(東京都武蔵野市)」戦だ。

 

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青々とした芝生、ではない。観客席も一方側(メインスタンド側)しかない。

ゴール裏で望遠レンズを覗くカメラマンは4人で、両チームのベンチは運動会で使われるようなテントだ。

この日の観客数321人のうちほぼ全てを占める鈴鹿PGのサポーターたちは、声を出す応援が禁止され、太鼓と手拍子と拍手で応援を送る。

 

良い意味で騒々しくないため、選手たちがボールを蹴るときの

「ドン」

という音がよく聞こえる。GKの味方ディフェンダーへの指示も、審判の声も。

 

 

試合結果を先に述べると、鈴鹿PGが2-0で勝利。完勝だった。

 

鈴鹿PGは、ワントップでフィジカルに強みを持つFWエフライン・リンタロウ選手(7番)が、味方が前線へボールを送るときのターゲットとなり、相手センターバックとの空中戦とフィジカルバトルを優位に進める。チームとしてはパス回しで中盤とアタッキングサードを制圧。

前半終了間際にFW遠藤純輝選手(11番)の3試合連続となるゴールが突き刺さり早くも2点リードとなる。

後半も攻める鈴鹿PG。何度も決定機を作りシュートまでいくが追加点には至らない。

 

サポーターたちは「今のは良い崩しだったな〜」と笑顔であたたかい拍手を送る。余裕だ。

ビハインドの展開だったらイライラするしヤジも飛ぶかもしれない。

 

守ってもGK池松知史選手(30番)が紙一重でセーブを連発。

 

「GKの人、今日はがんばってはるわ」

「この前はアカンかったからな」

 

と、私の前列の夫婦の会話が聞こえてくる。

この試合においては好パフォーマンスを見せたらしい池松選手がマンオブザマッチに該当する「AGF賞」を受賞。ブレンディのスティック1年分を贈呈されていた。

 

まさに

「コーヒーギフトはAGF」

である。

 

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私にとってはミラグロス・マルティネス監督も興味深かった。

常にコートの近くで腕組み、あるいは腰に手をあてて仁王立ちしている姿がカッコイイのだ。険しい顔で激情しているので、最初は鬼軍曹タイプの指揮官かと思った。

 

が、ジェスチャーが大きくスペイン語で早口だからそのように見えただけのようで、

彼女の大声の指示の後、ワンテンポ遅れてベンチから飛び出してくる通訳の方が

「ラインをもっと上げろ!」

などと指示していた。

 

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主審の笛にリアクションをとるマルティネス監督

 

途中、主審から「もう少し静まるように」注意を受けるも、意に介すことなくその後も最前列で選手たちを鼓舞し続けていた。

 

先にも述べたが、このマルティネス監督の就任以降、鈴鹿PGは加速度的に強くなっている。

しかもまだ若い(35歳で私と同い年だった)。

「男子チームにおける女性監督」

という肩書きを抜きにしても、今注目の指導者なのだ。今後は彼女のことも応援していきたいと思った。

 

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ミラグロス・マルティネス監督  鈴鹿ポイントゲッターズ HPより

 

試合終了後、サポーターに挨拶する選手・スタッフたち。

勝利のチャントに合わせてロボットダンスを披露するMF佐藤和馬選手(18番)。

 

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選手・スタッフ・サポーター

みんな本当に嬉しそうだ。勝利はみんなをハッピーにする。

スポーツにおいて試合とは、観客といっしょに作り上げるものだな、とあらためて思った。

 

 

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Suzuka points getters

Ep.40

Mie has NO top professional football club, NO participants for J league.

On the other hand, they have 2 clubs of top amateur football league, JFL.

 

ヴィアティン三重 Veertien Mie  (Kuwana city)

鈴鹿ポイントゲッターズ Suzuka point getters  (Suzuka city)

 

Both two clubs aim to participate J league.

To get its license, not only good result of the season, but also have big home stadium, a lot of audience, good financial administration, and so on..

As you know, it’s not easy.

 

In this episode, I introduce Suzuka point getters.

 

In 2018 season, they became the champion of Tokai region league which was lower category and stepped for JFL next season.

At the same time, they invited a new head coach, Spanish woman, Milagros Martínez.

She was an energetic, passionate and good coach.

 

12th in 2019 season, 5th in 2020 season, they were getting stronger step by step.

And this 2021 season, their purpose is to be a champion of JFL.  And final destination is definitely to get the license for J league.

 

Recently I went to see the game, Suzuka point getters vs Tokyo Musashino united FC in AGF Suzuka stadium.

 

A stadium was tiny one, glass was rough and not green.  Audience was only 321.

It was not brightness compared to J league.

 

But no doubt we could feel their passion for the victory.

Supporters cheered them by handclap with a drum.

 

Suzuka PG won this game, 2-0.  It was completely victory.

 

After winning the game, players and coaches thanked to their supporters.

In front of them, one of a player did robot dance with victory’s chant.

 

A victory made players, coaches and supporters happy.

It was the greatest moment for us, for all.

 

 

鈴鹿ポイントゲッターズ HP

https://suzuka-un.co.jp/player_list/

 

www.jfl.or.jp

 

 

三重県の地酒

Ep.39

それまで日本酒を真剣に味わって飲んだことはきっとなかった。

少なくとも体系的に、味を文章表現したり好みを評価したりというようなことは。

 

以下はこの半年に渡り、三重県の地酒を毎晩飲み続けた結果をまとめたものだ。

これを実施するにあたり、まずは対象範囲とフェアに評価できる態勢を定めた。

 

<対象範囲と評価態勢>

三重県内の酒造メーカー

純米酒

・価格は720mL瓶で1000円台

・私の生活圏内の店舗で入手できる(ネットで購入しない)

・冷やで飲む

・魚介類(焼き魚・煮魚・お刺身など)とのマリアージュで評価

  

<リスト>

1.「半蔵 純米大吟醸 神の穂 (大田酒造、伊賀市)」

2.「天遊林 特別純米酒 限定 瓶囲い、(タカハシ酒造、四日市市)」

3.「 impression type-G (清水清三郎商店、鈴鹿市)」

4.「瀧自慢 純米吟醸 (瀧自慢酒造、名張市)」

5.「義左衞門 純米吟醸 (若戎酒造、伊賀市)」

6.「鉾杉 純米大吟醸 (河武醸造多気郡)」

7.「寒紅梅 遅咲き瓶火入れ (寒紅梅酒造、津市)」

8.「天下錦 特別純米 火入れ七号酵母 (福持酒造、名張市)」

9.「宮の雪 本醸造 (宮崎本店四日市市)」

10.「噴井 純米酒 (石川酒造、四日市市)」

11.「上げ馬 純米吟醸 (細川酒造、桑名市)」

12.「るみ子の酒 (森喜酒造場、伊賀市)」

13.「三重の寒梅 寒造り (丸彦酒造、四日市市)」

14.「鈿女 うずめ 豊穣の舞 (伊藤酒造、四日市市)」

15.「青雲 辛口 (後藤酒造場、桑名市)」

16.「酒屋 八兵衛 特別純米酒(元坂酒造、多気郡)」

17.「初日 特別本醸造 (油正、津市)」

18.「天慶 純米吟醸 (早川酒造部、川越町)」

19.「神楽 純米酒 (神楽酒造、四日市市)」

20.「神の穂 吟醸酒 (油正、津市)」

21.「伊勢の国よっかいちの旨酒 (神楽酒造、四日市市)」

22.「富士の光 (安達本家酒造、朝日町)」

23.「天一 (早川酒造部、川越町)」

24.「樋乃口 (丸彦酒造、四日市市)」

25.「英 はなぶさ (森喜酒造場、伊賀市)」

26.「若戎 出羽の里 (若戎酒造、伊賀市)」

27.「忍者 (若戎酒造、伊賀市)」

28.「イセノハナ (清水清三郎商店、鈴鹿市)」

29.「RIE STYLE (森喜酒造場、伊賀市)」

30.「かれがわ (後藤酒造場、桑名市)」

31.「伊勢正宗 (丸彦酒造、四日市市)」

32.「久波奈 (後藤酒造場、桑名市)」

33.「鈴鹿川 (清水清三郎商店、鈴鹿市)」

34.「真秀 (若戎酒造、伊賀市)」

35.「伊勢國参り (河武醸造多気郡)」

36.「月の真珠 (稲垣酒造場、朝日町)」

37.「寒紅梅x四日市農芸高校 (寒紅梅酒造、津市)」

38.「鈴鹿山麓 (伊藤酒造、四日市市)」

39.「御山杉 (稲垣酒造場、朝日町)」

40.「みのわ (澤佐酒造合名、名張市)」

41.「伊勢詣 (若戎酒造、伊賀市)」

42.「俳聖芭蕉 純米吟醸 (橋本酒造場、伊賀市)」

43.「颯 はやて (後藤酒造場、桑名市)」

44.「田光 たびか 純米吟醸 (早川酒造、菰野町)」

45.「穂波 純米吟醸 (丸彦酒造、四日市市)」

46.「菰野富士 (杉山商店・早川酒造、菰野町)」

47.「噴井 石川改詰 (石川酒造、四日市市)」

48.「鈿女 うずめ 太平の舞 (伊藤酒造、四日市市)」

49.「鈴鹿連峰 (杉山商店・石川酒造、四日市市)」

50.「HARU SAKE (寒紅梅酒造、津市)」

51.「鈴鹿川 颯爽 sassou (清水清三郎商店、鈴鹿市)」

52.「風の宮 (元坂酒造、多気郡)」

53.「参宮 月夜見 つきよみ (澤佐酒造合名、名張市)」

54.「純米吟醸 義左衛門 G-collection Green (若戎酒造、伊賀市)」

55.「純米吟醸 義左衛門 B-collection Blue (若戎酒造、伊賀市)」

 

 

三重県酒造組合のHPによると、県内の酒造メーカーは32蔵あるそうだ(2021年3月現在)。ただ四日市が位置する北勢地域の酒屋さんでは扱っていないメーカーのものが割とあったため、入手可能な純米酒という意味では上記がほぼ限界だった。

 

というわけで以下が私的なランキングとなった。

 

第5位;

No40.「みのわ (澤佐酒造合名、名張市)」

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米の旨味を感じる。中盤にかけて辛口。

 

第4位;

No16.「酒屋 八兵衛 特別純米酒(元坂酒造、多気郡)」

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序盤も終盤も米の旨味。良い感じの辛口。

 

第3位;

No25.「英 はなぶさ (森喜酒造場、伊賀市)」

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好感のもてる華やかさ。後味に旨み。

 

第2位;

No24.「樋乃口 (丸彦酒造、四日市市)」

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白ワインタイプ。圧倒的に美味しい。

 

第1位;

No4.「瀧自慢 純米吟醸 (瀧自慢酒造、名張市)」

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味も香りも素晴らしく自然。現状のベスト(→結局最後までベストだった)。

 

正直にいうと、この企画を始めた序盤の時点で「味を文章表現すること」を諦めた。

今あらためて当時の感想を見ても、旨味・辛口・素晴らしい、などの漠然としたキーワードが並んでいるだけで、これではどのように美味しいのか、他者にはほぼ伝わらない..

 

加えて私自身の味の感じ方の再現性について。だいたい1本を3日間かけて飲んでいたが、

「あれ、こんな味だっけ?」

ということがよくあった。前日も飲んでいるのにかかわらず。フェアに評価できる態勢を整えたはずなのに、何の料理と共にするかで感じ方がまるで変わってしまう。

 

そんなこんなの私的ランキングとなった。

 

日本酒やワインやコーヒーや料理など、食に関するプロの批評家やレポーターたちは凄い。

味の差異を認識し、味を適切に表現できる。

 

特に後者のスキルを獲得するために、彼らはすごい努力をしているのだ。

 

 

若い人の日本酒離れが叫ばれて久しい。

大学生が行くような居酒屋で(飲み放題で)提供される日本酒は醸造アルコールだろうし、飲み会で罰ゲーム的に飲まされることがあるのも遠因だろうか?

 

もしそうだとしたら残念なことだと思う。

今回飲んだ純米酒は、どれもこれも本当に美味しかった。当然ながらご飯(お米)との相性が良く、魚も肉も味噌汁とも全部あう。純米酒なしの夕食が考えられなくなってしまったくらいだ。

 

批評家にはなれないが、地酒(純米酒)を味わう楽しみは今後も続けていこうと思ったのだった。

 

 

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Sake from Mie

Ep.39

Mie has 32 sake brewers.

It’s NOT famous compared to Niigata, Akita, Hyogo prefectures.

But some people understand Mie is one of the best places due to rich rice field, pure water from mountains and cool temperature in winter season.

 

For a half year, I have tried drinking地酒 Local sake of this prefecture.

In this project, I evaluated each 55 brands and introduced my 5 favorite one.

The best for me was 瀧自慢 Takijiman which was wonderful taste and flavor.

 

Of course, all of them were great. 

Now I can’t imagine without drinking sake every dinner.

I become a big fun for sake.

 

www.mie-sake.or.jp

 

 

 

ローカルスーパーマーケット ぎゅーとら編

Ep.38

「北のサンシ、南のぎゅーとら」

 

と言われるのが三重県のスーパーマーケット事情だ。

この地では茨城県でいう「カスミ」や広島県でいう「イズミ(現・ゆめタウン)」のように絶対的な地域王者がいるわけではないが、南北エリアのそれぞれのトップが上記2社ということになっている(ただしイオンを除く)。

 

そこで今回は「ぎゅーとら」について取り上げたい。

 

伊勢市に本社を置くぎゅーとらは、独自色と徹底した地域密着を掲げており、おそらく三重県で最も有名で、かつ最も愛されているローカルスーパーマーケットだ。

 

戦前、創業者の清水虎吉さんが精肉店を開いたことから始まったこのスーパーは、現在でも「虎」を全面にだし、「とら吉くん」や「トライくん」などのオリジナルキャラクターを生み出している。

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とら吉くん 株式会社リップ HPより

 

最近では公式の「GYUTube」を開設。彼らが椅子取りゲームをしたり、恵方巻きを作る動画を観ることができる。

同社がかなり「攻め」ていることがわかる。

 

他方で、本年3月には買い物が困難な高齢者のために、無料送迎「ぎゅーとら行こカー」の運行を開始。地域や住民を想う優しさにあふれているのだ。

 

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ぎゅーとら行こカー 伊勢新聞より

 

「南のぎゅーとら」と言われる通り、あいにく四日市市内に店舗はないため、南まで遠征しなければならない。

 

私は津市出身の会社の後輩にぎゅーとらについて興味津々で尋ね、近々行ってみる予定であると話したところ、

「まあ、普通のスーパーすけどね」

 

と返された。

何をそんな興奮してるんすか、という体で。

 

ずいぶんそっけないな、と思ったが少し考えると、そりゃそうだな、とも思った。

 

例えば私が彼と同じように、地元・茨城にずっと住み続けていたとして、他県からやってきた人に

「茨城のスーパーと言えば、カスミなんですよね!」

 

と興奮気味に尋ねられたところで、

「はあ、まあ。でも、普通のスーパーすけどね」

 

と言うに違いないだろうことが容易に想像できたからだ。

ずっと茨城で暮らしている人が、「茨城スーパーマーケット界の王者」としての属性や存在に思いをめぐらすことはないだろう。

 

 

そんなこんなを消化しながらも伊勢市の「ハイジー店」を訪れた。

 

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ハイジー

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店内はけっこう素朴で、野菜などで地元の生産者推しのコーナーが設けられていた。

それ以上に私にとっては、北部地域では見かけない県内の食品メーカーの商品が興味深く、南北の違いを実感した。

ぎゅーとらコロッケやトライくん牛乳など看板商品も入手でき、満足のいく遠征になったのだった。

 

 

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Local supermarket ぎゅーとら Gyutora

Ep.38

ぎゅーとら Gyutora is one of the local supermarket in Mie.

Their philosophy is “For community, For residents”.

They are the most beloved supermarket in the south area.

 

Their origin was butcher shop.

So they promote their original croquette.

 

Recently they began their official YouTube channel “GYUTube”.

We can enjoy watching unique movies by their mascot characters.

 

And free shuttle bus services as well.

It takes elderly people to shop from their house.

 

Present day, local communities are suffering from “decreasing young residents and increasing elderly residents”.  It is one of the serious issue in this country.

They suggest a kind of new resolution method.

 

I visited to a shop in Ise city.

There were some vegetables, fruits and so on by local producers in special showcases.

And I felt the difference from north and south region of supermarket regarding to goods.

It was fun!

 

www.gyutora.com

 

www.youtube.com

 

usagism2000.theshop.jp

 

 

 

地銀・信金

Ep.37

地方から東京に出てきた若者が真っ先にすることの一つがメガバンクの口座開設だと思う。

 

茨城県出身の私は、それまで当然のように「常陽銀行」の預金口座しか持っていなかったが、上京して、アルバイトを始める段になると、給与振り込み先として先方指定の金融機関の預金口座を求められる。

 

その中に常陽銀行はなく、ゆうちょ銀行もなく、したがって必然的にメガバンクの口座開設をする運びとなった。

 

 

ひとたび地方に戻ると、メガバンクは使い勝手のよい金融機関ではなくなる。

給振口座としてはもちろん、店舗・ATMの数でも地方銀行(地銀)や信用金庫(信金)の後塵を拝しているからだ。

 

私が暮らす四日市では、下記の金融機関を市内でよく見かける。

 

百五銀行」(津市)

第三銀行」(松阪市

三重銀行」(四日市市

北伊勢上野信用金庫」(四日市市

「桑名三重信用金庫」(桑名市

 

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この他にも県内には「津信用金庫」(津市)と「紀北信用金庫」(尾鷲市)があるが、四日市市内に店舗はない。津信金は津市で見かけるが、個人的には平仮名で書かれたあの書体が好きだ。

 

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津信用金庫 バンクマップ HPより

 

百五銀行」は県庁所在地・津市に本店を持ち、中心地にそびえ立つガラス張りのビルディングは三重県金融業界の王者の名にふさわしい。

 

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百五銀行 本店 wikipediaより

 

ところで私はワールド柔道のファンで、海外の有力選手たちの動向や国際大会の結果は毎日チェックしている。

そんな中、興味深いニュースを耳にしたのは2019年3月のことだった。

 

男子100kg超級の原沢久喜選手(リオデジャネイロ五輪銀メダリスト&東京五輪代表)が、百五銀行と所属契約を結んだというのだ。

 

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原沢久喜選手 GATHER HPより

 

山口県出身の原沢選手と社内に柔道部のない百五銀行という組み合わせが不思議だった。

報道を見る限り表層的なことしか分からないが、当時の原沢選手の練習拠点が奈良県天理市にある強豪・天理大学であったため、距離的に近い津市と三重県が浮上したのだろうか?

 

リオ五輪後、オーバートレーニング症候群となり所属のJRAも退社してフリーになっていた自分に手を差し伸べてくれた百五銀行に恩義を感じてか、原沢選手は今年の9月に開催される「三重とこわか国体」にて国体初出場、三重県のために戦うとのことである。

 

 

話を戻すと、

百五銀行に次ぐ、県内第2、第3の規模を誇るのが「第三銀行」と「三重銀行」だ。

 

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第三銀行

 

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三重銀行

2021年5月

三重県の金融業界に地殻変動が起きる。前述の第三銀行三重銀行が合併し「三十三銀行」が設立されるというのだ。(これに先駆けて三十三フィナンシャルグループが既に設立されている)

 

「第銀行」重銀行」=「三十三銀行」

三+三 = 三十三 なんと!?

 

数字の「33」ではなく「3プラス3」を意味するらしい。

 

地方ではたまに、ナンバー名称の銀行を見かける。これは明治時代初期に初めて民間の金融機関(銀行)が設立された際に、その設立順に対して与えられた数字だ(ちなみに旧・第一銀行とは、現在のみずほ銀行のこと)。

 

県内第2位と第3位が合併(三十三)して、首位(百五)を追撃する。

三重県の金融業界では目下、このような情勢となっている。

 

 

一方、信金に目を転じると、

北伊勢上野信用金庫」は2004年に「北伊勢信用金庫」と「上野信用金庫」が、

「桑名三重信用金庫」は2019年に「桑名信用金庫」と「三重信用金庫」が、

合併してできたものらしい。

 

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北伊勢上野信用金庫

 

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桑名三重信用金庫

 

現在の首相は地銀の数が多すぎるとして、合併・再編に積極的らしい。

 

中央の人たち(東京にいる国会議員や官僚たち)は、「合理化」「全体最適化」「国益」という名のもとに動いているので、彼らは彼らの仕事をしているのだろう。

 

けれども地方の民間金融機関の経営者たち(現場の人たち)にとって、その施策が本当に腑に落ち、同意できるかどうかは別のはなしだ。

 

今の時代、中央の人たちに未来を予測する力もなければ、現状の問題に対処できる実力もない。

 

物理的な距離が離れていれば、精神的な距離も離れるというのが世の常

 

昨今の問題(原発・米軍基地・静岡リニアモーターカー島根県聖火リレー)を鑑みると、

地方に住む人々にとって、中央の人たちは「迷惑な人たち」になっていやしないか?

 

中央からの風に最前線で相対しているのが、今の地銀や信金なのである。

 

 

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Local bank & Shinkin bank

Ep.37

At the region of this country, Local banks and Shinkin banks do financial support for entrepreneurs and local companies.

And also they are the best user friendly bank for local citizens.

 

The presence of local banks & shinkin banks are the essential things for local economy.

Yokkaichi, Mie has such banks.

 

Present prime minister of Japan thinks to unite some local banks and decrease the number of local banks due to “rationalization”.

 

But nobody knows this policy are the right decision or obtain the preferable consequences.

 

The forefront of conflict between nationality and regionality is local bank & shinkin bank.

 

ローカルスーパーマーケット 一号館編

Ep.36

スーパーマーケットが好きだということに気付いたのはこの数年のことだ。

 

私は東京で暮らしていた大学時代、スーパーで品出しのアルバイトをしていたが、思えばそれも潜在的に関心があったからなのかもしれない。

 

全国をめぐると分かるように、およそスーパーと銀行ほど、その地に根ざした者がトップの地位にいる業界もそうはないと思う。地方に行くほどその傾向は強くなる。

 

コンビニ、外食、ドラッグストア

どこに行っても同じ外観を拝め、同じサービスが受けられるチェーン店が全国に張り巡らされたこの国ではとても珍しいことだ。

 

 

スーパーマーケットについて、ここ四日市では、全国覇者「イオン」(Ep.8参照)の他にも「APiTA アピタ」「PIAGO ピアゴ」「valor バロー」などの中堅どころもあるが、やっぱり私はよりローカルなスーパーマーケットが好きだし、応援したいと思う。

 

そんな折、私が愛読する三重県の季刊誌「NAGI 凪」(2020冬号)でローカルスーパーマーケット特集が組まれていた。そこでこれを片手に県内の興味深いスーパーを訪れてみることにした。

 

 

まずは私が最も良く利用している「一号館」について記したい。

赤い外観が特徴の一号館は四日市市を本拠地とするローカルスーパーで、CGCグループの一員だ。屋号に込めた想いは「地域の一番になれるように」とのことらしい。

 

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一号館 松本店

四日市に遊びに来た友人から

「一号館のあのマークは何なの?」

 

と聞かれたが知らなかったため(というか深く考えたこともなかったため)、答えられなかった。後で調べたところ、カーネーションを表しているらしい。

 

私がよく利用しているのは松本店だ。

この店舗で興味深いのは、この時期、灯油を買い求めるお客さんが非常に多いということだ。

確かに看板でも大きく「灯油 激安」とある。

 

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そのようなお客さんが現れると、レジ係の方から

「灯油をお買い求めのお客様です」

などとアナウンスが入る。

 

そしてこれが、平日の夜でも休日のお昼でも、実によくアナウンスされるのだ。お客さんの8人に一人は買っているのではないか?

 

私自身は灯油を購入したことがないため「どれくらい激安なのか」は分からない。

が、灯油購入が来店理由で、そのついでに食料品を購入している層が一定数いるものと推察している。

激安灯油を強みに集客しているのがこの松本店の特徴だと思う。

 

 

私は住まいから近いこともあり、この松本店を利用している。

しかし私は食材にこだわりたいので、この店舗の品揃えや質には満足していない。それ以前に、一号館はどの店舗も小型なので満足していない。

 

そんな折に読んだ前述の雑誌「NAGI 凪」では、桑名に「Ichigokan +PLUS」なる、付加価値をつけた一号館があるとのことだったのでさっそく訪れてみた。

 

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Ichigokan +PLUS 桑名陽だまり店

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全然違った。通常の一号館とは。

広大な売場面積、品揃え、ディスプレイの美しさ、こだわりの商品

 

ここを訪れるまで、一号館はいわゆるディスカウントストアを志向し、それゆえに内装はあまりケアしない(極端に言うと東京を中心に展開する「OK オーケー」のように)ものだと思わなくもなかった。

 

だがそうではないのだ。

一般にスーパーは、限られた売場面積という制約から解き放たれると余裕が生まれ、

→ 品揃えを多くできる

→ ディスプレイも美しくできる

→ こだわりの商品も置くことができる(パン屋の併設など)

 

のように、いくらでもより上のステージを目指せるのだと学んだ。

桑名陽だまり店はニュータウンのど真ん中にあり、周囲には一軒家が多く建ち並んでいる。きっとそれを顧客ターゲットにしている戦略なのだと思う。

 

 

店内にはフレッシュジュースバーもあり、健康的でヴィジュアルも美しいフルーツジュースを味わえた。

 

願わくばこのIchigokan +PLUSが、家の近くにもできることを願って店舗を後にしたのだった。

 

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Local supermarket 一号館 Ichigokan

Ep.36

Local supermarket let us know how curious regionality is.

 

Yokkaichi and Mie have some local supermarkets, NOT big retailing like AEON.

One of them is 一号館 Ichigokan.

 

They are located in Yokkaichi city and around there.

It’s impressed with red appearance.  I go shopping there every weekday because of the nearest from my apartment.

 

But actually, I’m not satisfied with it.

I require supermarket to prepare many kind of and good quality of ingredients.

Ichigokan is not sufficiency.

 

One day, I found the article about local supermarkets in a magazine.

According to it, “Ichigokan +PLUS” which is the upper grade of normal one is located in Kuwana city.

So I visited there.

 

Ichigokan +PLUS was green appearance.

As soon as I entered, I noticed completely difference.

 

Vast floor, plenty of goods, beautiful display and distinctive strong points..

I was able to enjoy shopping and drinking fresh juice.

 

I wish this Ichigokan +PLUS was built in nearby my apartment.

 

 

usagism2000.theshop.jp

 

www.ichigokan.co.jp

 

 

地方紙

Ep.35

新聞の発行部数で世界第1位が日本の読売新聞だというのは割と知られた話だ。

第3位が朝日新聞で、毎日、日経、中日新聞も世界トップ20に入っている。(2016年時点. 下記サイト参照. 電子版の購読者を考慮するとこの限りではないと思われる)

 

5社合計で約2,400万部であり、単純に日本の人口の5分の1に相当する。新聞をとらない世帯もあるから占有率という意味ではさらに高まるだろう。つまりこの国の新聞業界は大手全国紙が独占していると言える。

 

私は昔から「全国紙」を読んでいるが、例えばこれの国際面を見ると、大国の大統領選挙や野党指導者の様子を実に詳細に報じている。これらの記事には関心を持って読む一方で、

こんなに詳細に報じる必要、本当にあるか?

とも思う。

 

一方で「地方紙」はどうか?

静岡にある妻の実家では地方紙を含めた3紙をとっている。そしてこの3紙を読み比べることが、帰省したときの密かな楽しみだ。地方紙はとりわけ一面(トップ記事)がいい。

・前年の富士山静岡空港の利用客数減を嘆く元日の朝刊

・外国にルーツを持つ市内の団地の若者たちがヒップホップグループを結成

小惑星「りゅうぐう」に水の存在を確認した探査機「はやぶさ2」の快挙の裏に県内企業の技術が貢献

など。

もちろん地方紙にも、右とか左とか経済重視とか人権重視とかあるのだろうが、そんなことよりも真っ先にメインで報じるのが「地元のニュース」なのだ。

それはとても面白いことだと思った。

  

四日市に越して来てからしばらく経った頃、私は地方紙2紙を1ヶ月間試読してみることにした。元々とっていた全国紙1紙を含め、計3紙を、ガチンコで読み比べようという試みだ。

 

 

縁や運に恵まれてやってきた四日市、三重。日々生活している中で、

この地域について無知や無関心でいることは、私はいやだった。

 

 

・市長が政策を発表した

・市内の中学生が全国コンクールで入賞した

・市内の公園のコスモスが見頃を迎えた

 

これらだって私の身の回りにある大切なニュースなのに、私はまるで知らない。だからこのようなニュースこそ、地方紙によって取得しようと考えたのだ。

 

 

試読した地方紙は「中日新聞」と「伊勢新聞」だ。

中日新聞は規模で言うと全国紙なのかもしれない。ただこの新聞のユニークなのは、例えば浜松版と三重県版では一面が大きく異なる点だ。その意味でも地方紙と言えるのではないか。

伊勢新聞は津市に本社を置き発行部数は10万部というから、これぞまさに私が記事内容を期待する、ザ・地方紙である。

 

売店に電話し、翌朝から玄関ドアの郵便受けに3紙が放り込まれる日々がスタートした。

 

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初期の読み比べの結果、予想通り地方紙はローカルニュースに強みがあり、全国紙を凌駕していた。

ただ私の心が揺れ始めたのは、ほのぼのとした記事ではなく、大量の事件・事故・不祥事の記事だった。

 

・◯◯川に同僚の女性を突き落とした男が◯◯警察署に出頭

・片側一車線の道路でひき逃げ事故があり、被害者は死亡

・市内のリサイクルショップに強盗が入り現金を奪って逃走

・◯◯寺の住職が現金数千万円を着服

・◯◯村の民家に強盗が押し入り、世帯主が後頭部を鈍器で殴られ重傷

振り込め詐欺で計数千万円の被害

・堤防に釣りに訪れていた高齢の女性が、同行者が目を離したすきに行方不明

 

これらは、私の本当にごく近くで起きた出来事だった。

最初の数週間、ネガティブなニュースがたまたま続いているだけだと思った。

だがそうではなかった。結局試読期間の1ヶ月に渡りずっと、この手のニュースは地方紙の地元面に載り続けた。

 

私は衝撃を受けた。

 

四日市と東海地方でこれなのだから、東京と関東地方では推して知るべしだ。

東京でこの手のニュースをいちいち報じていたらそれだけで新聞の一面が埋まってしまうだろう。だから新聞社(全国紙)は適当に「間引いて」載せているだけではないか。

 

おびただしい数の事件・事故・不祥事

これらは、私たちのすぐ近くで、日常的に起きている!

 

この事実を知ったとき、私は、本当に、恐ろしくなってしまった。

自分が当事者になっていないのは、たまたま。運が良かっただけ。

 

まさに狂気の世の中である。

 

 

さて、1ヶ月の試読期間が終わった。開始前、地方紙が気に入ったらそのまま購読を継続し、これを機に全国紙から取っ替えても良いとも考えていたが、結果的に、以前の日々通り全国紙1紙のみの購読に戻した。

 

理由の一つは、全国紙が載せる記事の読み応えだった。スケールの大きな特集や検証記事。通信社に依存しない独自取材の記事。これらは圧倒的な人海戦術を駆使する大新聞社だからこそ成せる技であり、正直に言って地方紙は太刀打ちできない。

 

理由のもう一つは、地方紙を購読しなくても、フリーで地方紙の記事をある程度読めるwebサイト「47NEWS」の存在を知ったからだ。

これを毎日チェックすれば、今回の試みの発端をある程度満たせる。

 

今後も、私が暮らす地域の身の回りにある大切なニュースを、取得していこうと思ったのだった。

 

 

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Local newspaper

Ep.35

If you get “Local news” in your daily life, it might be the best to read a local newspaper.

Mie has two local newspapers, 伊勢新聞 Ise shimbun and 中日新聞 Chunichi shimbun.

 

I decided to subscribe to these 2 local newspapers in 1 month period as a trial, in addition to existing 1 national newspaper.

According to comparison of 3 newspapers, I expected to get many quantities and more diverse of local news.

 

I wanted to know the information which were significant, tiny, a heart-warming and beautiful occasions around me.

 

The early days of a trial period, I confirmed local newspapers had more local news than national one as I thought.

And also in local newspapers, I found there were so many terrible crime, unfortunate accident and incredible scandal..

 

I was shocked and scared.

Such occasions were around me..

 

After finishing a trial period, I did not continue to subscribe to local newspapers.

The reason why I noticed we could get local news in “47 NEWS” online for free.

It was sufficient satisfied with me.

Since then, I have checked and gotten local news.

 

 

en.wikipedia.org

www.47news.jp

www.isenp.co.jp

www.chunichi.co.jp

 

 

御在所スキー場 実践編

Ep.34

御在所スキー場の下見(Ep.33参照)を終えた翌週、私はさっそく実践してみることにした。

スキー場の営業は2月28日まで。もたもたしているヒマはない。

 

ただしオープンしているのが初級者コース1面のみしかなかったため、スキル向上に努めるには無理がある。かつ自分の身長と同程度のスキー板を持参するのも大仰に思えたため、ショートスキーを試みることにした。

 

これまでショートスキーの友人と一緒に滑ったことはあったが、自分もやってみようというほどの気は起こらなかった。しかしこのスキー場においては、板のサイズが100cmに満たず、運搬性&手軽さにメリットがあるという点で適しているように思える。

 

鈴鹿のゼビオでショートスキー板を購入。

2週続けて冬の御在所岳へ。今回、出発地は晴天だった。

 

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ロープーウェイの長い15分間のトリップを終えると異世界であった。

昼の底が白くなった。

 

今シーズン始めてゲレンデに降り立ち、心が弾む。いやそれ以上に、住まいから僅かな時間でこのような場所に身を置けることに未だ実感が湧かない。

 

初級者コース(距離210m, 平均斜度17°)を滑走開始。私にとってはショートスキー自体が初めてだ。

3ターンで滑り終える。あっという間に終わってしまった..

 

スキー客は100人はいたと思うが、ほとんどがスキーを始めてまもないのであろう小さな子供たちとその両親だった。

観察した限り、上級者と思しき人は見られなかった。

いやただ一組だけ、

「北海道のゲレンデとは違うんだから、早くここの雪質を掴みなさい」

とスパルタ指導するお父さんとその息子さんがいた。

 

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私はショートスキーでもカービングターンができるのかな? と試みたがスピードが出ないのでよくわからなかった。

そこで、オール直滑降で滑り終えるのにどれだけの時間がかかるのか記録に挑戦し始めた。

 

最高記録は「24秒」だった。ちなみに陸上200mで男子の世界記録がウサイン・ボルトの「19秒19」(2009年)だ。

信じられない。ボルトより遅いのか。直滑降なのに。それほど緩斜面なのだった。

 

20往復、1時間ちょっと楽しんだところで引き上げることにした。

 

 

後日、会社の同僚(地元・菰野町出身)に御在所スキー場について聞いたところ、

「小学校のスキー教室以来行ってないですね。地元の人、行かないっすよ」

とのことだった。

 

 

ただ私には心残りがあった。それは上級者コース(距離220m, 平均斜度25°)の存在だ。

積雪量が少なくオープンしていなかった(実際に山肌が見えていた)が、遠目からはなかなかの斜度に見える。

しかしスキー場の閉鎖まで残り3週間なのにまだオープンしていない。電話で尋ねると、今シーズンはまだ一度もオープンしていないとのことだった。

このまま幻のゲレンデとして終わる可能性が高い。

 

いつ滑れる日が来るのか上級者コース。

それが私の最大の関心事となったのだった。

 

 

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Enjoying ski at Gozaishi ski resort

Ep.34

Since I checked Gozaishi ski resort, I have looked forward to enjoying there.

It will close 28th Feb.  I had no time.

 

On the other hand, there was a beginner course only.

It must be difficult to improve my carving skills.

So I decided to try short skiing first time.

It’s easy to bring because of tiny size.

 

Next weekend I visited there again.

After riding ropeway, I have landed “the another world”.

 

I started skiing in this course, but finished only 3 turns!, due to too short and too gentle slope.

It seemed that almost all skiers were kids and their parents.

 

I played an hour, but I regretted that an advanced course was closed due to snow deficiency.  It looked steep slope, so that must be fun!

 

I asked a stuff, but he explained “Never opened in this season”.

Someday I wish enjoying in this advanced course.

 

www.gozaisho.co.jp

 

冬の御在所岳・スキー場

Ep.33

四日市の隣の街にスキー場があると聞いた時は耳を疑った。

東京からこちらに越して来るときの話である。

 

菰野町御在所岳Ep.6参照)山頂にある「御在所スキー場」がそれで、三重県で唯一のスキー場だ。

 

確かにこの時期、四日市市内でも雪がパラつく日がよくある。

先の大晦日、起床してカーテンを開けたら雪景色だったのでギョッとした。外は8cmも積雪していたのだ。

この日、テレビでCTY(四日市を中心としたケーブルテレビ局)の定点観測カメラをしばらく観ていると、あることに気付いた。

私の住まいから東に5kmほど行った海沿いの塩浜地区などは、ほとんど積雪がないように見えたのだ。

 

西へ行けば行くほど、つまりは鈴鹿山脈に近付くほどに積雪量・降雪量がダイレクトに増していく。わずか5kmの差で大きく様相が異なるのはユニークなことだと感じた。

 

 

では西に行くほど、なぜこれほどに雪が降りやすいのか?

その答えは琵琶湖の存在にあった。

 

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津市の三重県総合博物館(通称MieMu ミエミュ)の展示より

 

日本海側から南進してくる季節風が琵琶湖上空を通過する際、水蒸気を多く取り込むことで、鈴鹿山脈で雪を降らすということだった。

琵琶湖の存在は偉大である。

 

 

私はスキー場に関心があった。

大学時代以降、ほぼ毎シーズン、スキーを楽しんできたので、自宅から30分の距離にスキー場があるというのはエクセレントと言う他ない。

 

ところがこの御在所スキー場について、会社の地元出身者数人にヒアリングしたところ、みな一様に苦笑いして説明してくる。

「あれな、子供がそりして遊ぶようなとこやで、楽しめんと思うで」

 

う〜ん、それは残念。との結論を下す前に、主体的な観察結果を根拠としない以上、納得感は得られない。

1月下旬、四日市市内でも割と雪降る休日に、さっそく下見に出かけた。

私にとっては冬の御在所岳自体が初めてである。

 

 

車で西に向かう。案の定、鈴鹿山脈が近付くにつれてますます雪は強くなってきた。景色も変わる。期待が高まる。

ロープーウェイに乗り換える。ここは御在所観光の目玉の一つで、15分間のロングトリップを経て山上公園だ。

 

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着いた先は地上とは異なる世界だった。

30cmは積もっているだろう。

 

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樹氷も見られた。

蔵王のバケモノみたいなものがイメージとなってしまっていたため、すぐにはピンとこなかったが、これが本来の姿なのかもしれない。

線香花火みたいに、か弱く繊細で儚い。

 

思いのほか驚いたのは雪質で、パウダースノーだった。片栗粉のようなそれは長野や新潟のものと比べても遜色ないようだった。

 

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肝心のスキー場は山頂行きのリフトから観察できた。そり専用コースを除くと2面しかなく、そのうちの上級コースの方は閉鎖されていた。

というわけで初級コースしかなく、そこでは両親と小さな子供がスキーをしている光景がよく見られた。

 

確かに地元出身者が言う通り、これでは中級者以上を満足させることはなさそうだ。

ただ私はこれを見て、板の運搬が手軽なショートスキーをやってみるのが良さそうだな、と思ったのだった。

 

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Gozaishi-dake in winter season and ski resort

Ep.33

When I heard a ski resort was located in nearby Yokkaichi, I couldn’t believe it.

I had no idea Mie prefecture was snowing area.

 

Since I came here, it has been snow day several times in this season.

The reason why, Monsoon from Japanese Sea takes much water vapor in above of Biwako lake when it comes to the south.

After arriving at Suzuka mountains, it induces snow.

 

By the way, I love skiing.  Since university, I have been enjoying it every season.

So it’s lucky for me to take only 30 minutes from my apartment to Gozaisho ski resort.

A snowing day on the end of January, I visited to check there.

 

After driving car and riding ropeway, I got there, “the another world”.

Snow depth was 30cm.

 

Fortunately I watched rime on trees.  It was tiny and ephemeral existence.

On the other hand, it was impressed with just Japanese powder snow, “Japow”.

 

Of course I have checked ski resort.  There were two courses as only skiing.  In addition, an advanced course was closed.  That’s why we had a beginner course only.  It must be difficult for not beginners to enjoy.

 

I recognized this situation, and I felt short ski might be better.

 

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なばなの里 winter season編

Ep.32

植物園が好きだということに気付いた。

 

動物園や水族館に比べると地味ではある。

いやその前に「植物園」とは?

 

私にとって純粋な「植物園」と言うと、思い浮かぶのは地元つくば市にある「筑波実験植物園」だけだ。

そもそも絶対数が少なそうだ。

 

ならば、いわゆる「お花畑」や「フラワーパーク」と言われるものにまで拡大したらどうか?

すると容易に思い浮かぶ施設がいくつもある。

 

ひたち海浜公園(茨城・ひたちなか市)のネモフィラも、東京ドイツ村(千葉・袖ヶ浦市)の芝桜も、因島フラワーセンター(広島・尾道市)も、浜名湖ガーデンパーク(静岡・浜松市)も、昭和記念公園(東京・立川市)も。

 

花や植物は多くの人を惹きつける。

地味という印象はない。

 

 

蛇足だがひたち海浜公園について。

私は小学校高学年をつくば市で過ごしたため、ここには遠足で2年続けて訪れた。当時は何の特徴も持たないローカルなパークにすぎなかったと記憶している。90年代後半の話だ。

 

そんなひたち海浜公園が地元民にとって少しざわついたのは、TVドラマ「古畑任三郎」(1996年)でロケ地として使われたときだった。この回の犯人は木村拓哉。サラサラのロン毛時代の彼が、公園内の観覧車を爆破しようとしたのだった。

 

ドラマの中で爆破から免れたこの公園は、そのあと実世界でネモフィラやコキアで有名になり、インスタ映えの波に乗って人気が爆発(併せてロッキンジャパンの会場としても有名に)。

お花の力、恐るべし。

 

 

桑名市にある「なばなの里」は、植物やお花鑑賞を楽しめる、日本で最大級の施設だ。

私が好きなのは「ベゴニアガーデン」で、温室に入るや麗しい世界に浸れる。

 

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ただ一方で、冬季期間のなばなの里と言うと、イルミネーションの方が人気のようだ。

ここの特長は、とにかく、徹底的に、電球(LED)を使って使って使いまくっているところだ。

眼の前から十数メートル先の奥に至るまでびっしりと。箇所によっては密集している。

 

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確かに綺麗で圧倒的なのだが、私は途中から「この電球数はトータルで一体いくつあるのか?」と考え始める。それほどまでに「エグい」数だからだ。

 

みなさんは「10万単位以上の数値を知覚」したことがありますか?

 

ここではそれができる。

例えば地球上の人間の数と比較してどうか? 世界人口は75億人だから、これより多いと言うことはあり得ないだろう。

日本の人口1.2億はどうか? でもイルミネーションで億単位の電球数なんて聞いたことがない。

 

気になって後日調べてみた(下記サイト参照。ただし数値の大元のソースは不明)

これによると、なばなの里の電球数は「700万」らしい。

 

そんなに少ないのか!?

というのが率直な印象だ。私にとって700万という数値を聞いた瞬間に思い浮かぶのは、宇多田ヒカルのデビューアルバム「First Love」(1998年)の売上枚数だ。

改めて途方もないほど売れたんだな..

 

そしてこれの1000倍が世界人口!? なばなの里、1000コ分!

おぉ、地球上にはなんておびただしい数の人間がいることか。めまいを感じる数である。

  

とまあ、こんな風に楽しむことができるのも、winter seasonのなばなの里です。

 

 

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なばなの里 Nabanano-sato in winter season

Ep.32

なばなの里 Nabanano-sato is located in Nagashima-cho, Kuwana city.

It is one of the biggest flower park whole of Japan.

 

My favorite place is “Begonia garden” which is showed so many colorful Begonia flowers.

It takes us to fantasy world!

 

In winter season, illumination is another significant event in this park.

7,000,000 light bulbs (LEDs) flourish!

We can enjoy massive beauty.

 

xenoxy.com

 

https://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/flower/garden/index.html

 

                                                                                                                                    

桑名の蛤

Ep.31

初めて、桑名(くわな)

という地名を知ったのは小学校高学年か中学生の時だったと思う。

 

当時、私は母に連れられて土方歳三を主人公とした宝塚歌劇団の舞台を観に行ったことがきっかけで、新選組を扱った司馬遼太郎の小説「新選組血風録」や「燃えよ剣」を読み進めていた。

この中で、徳川幕府を守るため、薩長を相手に戦う新選組会津藩とともに「桑名藩」なるものが登場したのだ。

桑名という地は一体どこにあるのか? そしてそれが三重県にあることを知ったのだった。

 

(あらためて調べてみると、当時の桑名藩主・松平定敬は、京都守護職かつ会津藩主・松平容保実弟であったため、鳥羽・伏見の戦いなどに参戦していたようだ。また全くの偶然だが、私は社会人になって、土方歳三新選組にゆかりの東京・日野で計4年間暮らした)

 

 

四日市で暮らすことになって以降、桑名にはよく行く。

桑名市四日市市とともに、三重県北部・北勢(ほくせい)地域を代表する街で、四日市の弟のようだ。

 

そんな桑名市にとって、おそらく最も全国的に有名なのは、長島にあるナガシマスパーランド三井アウトレットパーク、なばなの里だと思われるが、それは次回以降にまわすとして、今回は桑名駅周辺と名産の蛤について書きたい。

 

 

2021年現在、桑名駅(JR・近鉄養老鉄道)のリニューアルも完了し、名古屋の発展に伴うベッドタウンとしても今後伸びが期待されると言われている。

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名駅 PR TIMES HPより

 

リニューアル前には駅直結の「桑栄メイト」という、レトロで味のある商業ビルがあった。

私は2回ほどしか行けなかったが、地元の方たちにとっては非常に愛着のある場所だったらしく、閉館時には新聞の地元欄やローカルニュースでよく特集されていた。

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桑栄メイトの「新味覚」の前

 

名駅から東に1kmほど行った揖斐川沿いにある「六華苑(ろっかえん)」

1913年に建てられた和洋ハイブリッドの建物かつ庭園で、2019年のNHK大河ドラマ・いだてんのロケ地となった。

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六華苑

 

徳川四天王にして戦国時代随一の猛将だった本多忠勝は、初代桑名藩

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本多忠勝

 

東京のデパ地下にはだいたい入っている「柿安」の発祥は桑名で、現在も本店がある。精肉がメインであるが、食のセレクトショップのようになっており賑わっている。

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柿安本店

 

レトロな商店街「寺町通り」 

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寺町通

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マンホールに描かれているのは蛤

 

桑名市の最大の名産品は蛤(はまぐり)で、江戸時代には焼き蛤を提供するお店が多くあったそうだ。ただし現在では環境変化に伴う漁獲量の減少により桑名産を入手するのは容易ではなく、四日市市内のスーパーや魚屋さんでも、販売されているのは中国産だ。

 

桑名市内では、例えば「貝増(かいます)商店 赤須賀店」さんなどで購入できる。

なおこちらのお店は、私がファンの番組、NHK worldのJourneys in Japanでも登場する。

 

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貝増商店 おいしんぐ! HPより

 

今回私は、桑名市へのふるさと納税の返礼品として蛤を入手した。

 

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桑名産蛤 1.4kg

 

調理を試みる。

ここはシンプルに酒蒸しやお吸い物にしてみた。

サイズが大きいため、お椀には2コしか入らなかった...

 

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さっそくいただく。

見た目通り、期待通り、弾力がある。「プリプリ」と表現されるやつだ。

すばらしい旨味。シジミやアサリとはまるで異なる圧倒的なサイズと存在感。

肝心の私の調理も上手にできたようだった。

 

桑名産の蛤、特に天然物については、現在では赤須賀漁港にわずかに揚がるだけという希少なものだそうだ。

全国に、世界に誇れるこの脅威の蛤が、今後も桑名で生産され、関係者や消費者に笑顔をもたらすことを願うのだった。

 

 

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Meretrix lusoria from Kuwana

Ep.31

桑名 Kuwana is the core city of north region of Mie, like Yokkaichi.

There are some distinctive places and spots at nearby Kuwana station.

 

The most famous ingredient in this city is Meretrix lusoria.

Fishermen have gotten it in their big rivers since Edo period (17th century).

But recently, the quantity is decreasing due to environmental changes.

 

I tried cooking this.

Simple is the best.

I decided sake steam or suimono (simply dashi soup without miso)

 

In conclusion, my cooking skills are well.

Meretrix lusoria from Kuwana is big size, high elasticity and wonderful umami taste.

I was so much satisfied with it.

 

I wish this marvelous Meretrix lusoria continues to exist and makes us happy.

 

www3.nhk.or.jp

 

ラグビー 今村雄太編

Ep.30

三重県ラグビーと言えば、ホンダヒートだ。

 

鈴鹿市を拠点とするホンダヒートトップリーグの中堅チームで、2019年W杯でもPRグ・ジウォン選手、WTBレメキ・ロマノ・ラヴァ選手(2020年シーズンから宗像サニックスに移籍)が日本代表として活躍した。

 

またPEARLS(パールズ)も女子ラグビーの強豪チームだ。

四日市を拠点として、市内の企業が活動をサポートしている地域に根ざしたクラブチームで、選手たちは近隣の企業に勤めながらプレーをしている。

 

 

しかし私にとって三重県、とりわけ四日市市ラグビーと言えば、

今村雄太選手、と答える。

 

今村選手の出身は四日市農芸高校。

市の南部に位置し、イオンタウン四日市泊店(Ep.8参照)の割と近くだ。農業科や家庭科があるようだ。

 

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四日市農芸高校 HPより

 

最近では津市の寒紅梅酒造と共同開発した日本酒を販売していたため、美味しくいただいた。

 

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寒紅梅X四日市農芸高校

 

いやそんなことよりも、なぜ四日市ラグビーと言えば今村選手なのかというと、私は高校時代にラグビーをしており、その後は観戦する側にまわったが、この15年間以上、熱心に大学・トップリーグ・W杯などを見てきた。

そんな中で、好きな選手の一人である今村雄太選手の出身高校が、四日市だということを覚えていたのだ。

(余談だが、私は大学ラグビーや大学長距離・駅伝のファンで、有力選手の出身高校はだいたい把握している。不思議と容易に覚えられ、なんでそんなに知ってるの? とたまに友人に呆れられる。もしかしたら特技かもしれない)

 

高校からラグビーを始めた今村選手は当時から「怪物」と称され、2003年、早稲田大学へと進学した。時、まさに清宮克幸監督時代。早稲田大学ラグビー部の黄金時代だった。

 

CTBというバックスの要である今村選手の特徴は、驚異のスピードと突進力、キレのあるランでデフェンスをきりきり舞いさせる、アタックに強みを持つ選手だった。

 

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今村雄太選手 早稲田大学ラグビー部 HPより

 

ハイライトはやはり2005年シーズンだろう。

そう、清宮監督の最終シーズンにして佐々木隆道主将。チームスローガン「Ultimate Crush」を掲げたあのチームだ。

 

いつの頃からか、プロ野球Jリーグのチームはシーズン開幕前に「チームスローガン」を掲げることが慣習となった。しかしながらシーズンが開幕してからというもの、ほぼ全てのファンやメディアはそのスローガンを話題に上げることはなく、チーム関係者以外にとっては意味があるのかないのか分からないようなものである。

 

が、この2005年シーズンの早稲田大学ラグビー部においてだけは例外だ。

「Ultimate Crush」

完膚なきまでに相手を叩きのめし、ぶっちぎりの強さで優勝する。

その宣言であり、いかにも清宮監督、自信に満ち溢れた不敵な笑みが思い浮かぶ。

 

その前シーズン、大学日本一になっていた清宮・早稲田は、2005年シーズンも磐石の体制、充実の布陣であった。

 

佐々木主将を始めとした強力なFW陣もさることながら、BK陣には、

 

CTB今村雄太(3年)、SH矢富勇毅(3年)、SO曽我部佳憲(3年)、WTB首藤甲子郎(3年)、FB五郎丸歩(2年)

 

といったスーパースター達が揃い、彼らは「スターバックス」と称された。

卒業後、みなトップリーグの強豪チームに進んだ。

 

 

さて、2005年シーズン、当然のように大学選手権決勝に進んだ彼らは、ライバル・関東学院大学を41―5で一蹴。

今村選手も活躍して余裕で連覇を果たす。試合前からどちらが勝つかはみんな分かっていた。

 

そしてその後が歴史に刻まれることになる。当時の大会フォーマットでトップリーグ上位チームと対戦することになっていた日本選手権2回戦において、トヨタ自動車に28―24で勝利をおさめる。

 

日本代表やオールブラックスも抱える強豪チームを大学生が破る。

しかもまぐれではなく、狙いに行った上での勝利。きちんと勝算を立てた上での成就。

当時のラグビー界に歓喜と戦慄を巻き起こした衝撃の出来事だった。

 

テレビでライヴ観戦していた私は、試合終了間近、トヨタの総攻撃を死ぬ気でディフェンスし、耐え続けた早稲田の選手達の姿と、ノーサイドの笛が鳴った後の佐々木主将の放心した姿に、心が震えたものだった。

 

2005年シーズンの早稲田は、大学ラグビー史上の最強チームの一つとなった。

Ultimate Crushの完遂であった。

 

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早稲田大学vsトヨタ自動車 日本ラグビー協会 HPより

 

これについてもう少し話を続けると、早稲田は翌2006年シーズン、大学選手権決勝で敗れることとなる。

 

引導を渡したのは当時のライバル・関東学院大学だった。

春口廣監督率いる関東は、ツインタワーとも言える190cm超えの両LO、西直紀、北川勇次が空中戦(ラインアウト)を制圧し、加えてCTBにも高山国哲という、格では今村選手にも劣らない強力なランナーがいた。

 

自分たちのストロングポイントであるフィジカルを全面に押し出し、乾坤一擲のプレーをする関東が序盤から圧倒。33―26。点差以上の完勝だった。

 

ノーサイド後、歓喜の関東フィフティーンと、呆然とするスターバックスたち。

今村選手を始め、史上最強チームの主力が多く残ったのに、翌年には完敗する。

それこそがこの時代の大学ラグビーの最高の面白さであり、「関東学院x早稲田」の崇高な二強関係だった。

 

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関東学院大学vs早稲田大学 日本ラグビー協会 HPより

 

ここまできたら五郎丸歩についても書きたい。

 

2005年5月、当時大学生だった私は、トップレベルのラグビーの試合を初めてスタジアムで観戦する機会に恵まれ、友人と秩父宮に来ていた。チケットは新聞購読の契約をしたときに入手したと記憶している(当時は契約時にプロ野球のチケットや洗濯洗剤などをもらえた)。

そしてこの試合のことは、今でも非常によく覚えている。

 

日本代表vsカナダ代表

ジャパンのスタメンの15番は五郎丸。大学2年生になったばかりでまだ19歳。185cmという恵まれたサイズは一昔前のLOのようで、飛距離のあるキックも魅力。

 

これから10年間、ジャパンの最後尾にはこの男が君臨するんだ

とその将来に想いを馳せていた。私は彼と同い年なので、なおのこと応援したし親しみも感じた。

 

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五郎丸歩選手 時事ドットコム HPより

 

試合が始まる。

相手のカナダというのが、実力はだいたい同レベルなのだが、ジャパンの低調なチームパフォーマンスが続く。すると私の右前に座っていたおっちゃん(既に生ビールを飲んで出来上がっている)から五郎丸へヤジが飛んだ。

 

「五郎丸、お前だよ、お前!!」

 

FBの五郎丸の近くへ、相手がキックしたボールが飛んできたのだが、仲間と譲り合うような形となり処理にもたつく。ヒヤリとする場面だった。FBが進んで迅速に対応するべきものだった。

 

おっちゃんのヤジの根拠や着眼は正しかった。

この試合の五郎丸のパフォーマンスは、私から見ても酷いものだった。ディフェンス面で不安を抱え、消極的で、得意のロングレンジからのペナルティキックを任されたのに決められない。

ゲームに入り込めていないし、自信なさげだ。地に足がついていない、というのは本当にこういうことを言うんだな、と思った。

 

 

試合終盤、ジャパンはリードされ、いまだノートライだ。

 

すると私の左に座っていた、私よりは少し世代が上の二人組のにーちゃんたちの会話が聞こえてきた。

 

「あれ、たけおみじゃね?」

「ほんとだ! たけおみだ!」

 

見ると、メインスタンド側から坊主頭でいかつい風貌の選手が、交代でグラウンドに入ってきていた。

説明するまでもなく、神戸製鋼の伝説のナンバーエイト伊藤剛臣である。

 

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伊藤剛臣選手 スポーツナビHPより

 

これらのエピソードからも改めて思うのは、この時代のジャパンの試合をスタジアムに観に行っていた人たちというのは、本当に熱心なラグビーファンだったんだなということだ。

若手の五郎丸を叱咤し、ベテラン伊藤の登場に興奮し。

 

この時のおっちゃんやにーちゃんたちは現在の日本ラグビー界に何を想うだろう。

2015年と2019年のW杯の大成功で、現実にティア1入りが見えてきた今のジャパンについて。

本当に隔世の感がある。

 

 

さて、試合の方はいまだジャパンのノートライが続いていた。

 

ヤジのおっちゃんは、

「おーい、意地見せてくれよ! 意地ぃぃぃ!!」

と言っている。

 

おっちゃんのヤジに応えたわけではないと思うが、試合終了間際、ジャパンは本当に意地を見せる。

相手ゴールに迫ったバックスラインでのパス回しから、この日CTBで出場していた大畑大介にボールが渡る。この時点で2対2の状況。

 

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大畑大介選手 朝日ドットコムHPより

 

ここで大畑は一瞬の爆発的な加速力でもって前方に突進し、トイメンのタックラーをかわすべく斜めに進路変更してラインブレイクしかかる。これに外のディフェンスがヘルプに来る。つまりは一人で1対2の状況を創り出した後、タックルを見舞われる直前にラストパスを放り、WTBカトニ・オツコロへ渡る。

カトニの前方には誰もおらず、楽々とトライを、この日チームで最初で最後のトライを奪った。

 

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カトニ・オツコロ選手 Rugby Republic2019 HPより

 

私はこのプレーを見て衝撃を感じたとともに、ある疑問が解決した。

 

大畑大介は「脚が速い」とあらゆるラグビー関係者から称されていることをそれまでに知っていた。

しかし小野澤宏時栗原徹も脚は速い。というか、ラグビーでWTBのポジションの人たちは皆、例外なく脚が速い。

それなのにどうして大畑だけ特別に形容されるのか分からなかった。

 

が、このワンプレーを観て理解した。大畑のそれは、

「トップスピードに到達するまでの時間が短い」

というものだったのだ。

 

これはサッカー元ブラジル代表の怪物FWロナウドや、元浦和レッズのFWエメルソンの様に、「相手を一瞬にして置き去りにするスピード」と呼ばれるものと同義だった。

 

大畑はとにかくこの能力が秀でていたのだ。

 

ジャパンは試合には敗れたが、私にとっては素晴らしい思い出になった。

 

 

話がだいぶ遠いところへ来てしまったが、この回は今村雄太選手についてだった..

今村選手は早稲田を卒業後、神戸製鋼で活躍し、日本代表で39caps、2011年W杯にも出場した。

2019年から宗像サニックスへ移籍し、同世代のほとんどの選手達が引退する中、36歳になった現在も現役を続けている。

 

2021年。日本ラグビートップリーグも新シーズンがいよいよ始まる。

鈴鹿市を本拠とするホンダヒートは開幕戦で、Hondaアクティブランドスタジアムに宗像サニックスブルースを迎える。

そう、今村選手が所属するチームだ。

 

私はこの試合をスタジアム観戦すべく楽しみにしていたのだが、コロナ禍により開幕延期となってしまった...(泣)

いつか今村選手のプレーを目の前で観られる日が来ることを楽しみにしている。

 

 

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Rugby Imamura Yuta

Ep.30

Regarding to Rugby football of Mie, it’s famous for Honda HEAT.

This is a one of the team of Japan Rugby Top League.

Two players were a member of the Japan National team of 2019 World cup.

 

PEALS is a women’s Rugby Football team.

They train in Yokkaichi as a player and also work some companies as a worker.

Lots of companies nearby Yokkaichi are official them sponsors.

 

But for me, 今村雄太 Imamura Yuta is the biggest image of this prefecture.

He is one of my favorite rugby players.

 

I played rugby when I was a high school student.  Still I love this sports.

I have watched a lot of matches of university, Top League and World cup for 20 years.

 

Imamura is from Yokkaichi and started to play rugby in Yokkaichi Nougei high school.

After enrolling in Waseda university in 2003, he became a star player.

 

He had wonderful running speed and powerful attacking skills.

Waseda won the university championship several times when he played.

 

After university, he proceeded with Kobelcosteelers Kobesteel F.C. which is a prestigious team of Japan rugby Top League.

In addition he became a member of Japan national team (39 caps) and played 2011 world cup.

 

He is the best CTB player of Japan rugby history.

 

In 2021 he is still an active player in Munakata Sanix BLUES R.F.C..

I’m looking forward to seeing him in the stadium someday.

 

www.honda-heat.jp

 

mie-pearls.com

 

多度大社

Ep.29

「お伊勢参らば お多度もかけよ お多度かけねば 片参り」

 

と言われるのは、桑名市にある神社、多度大社(たどたいしゃ)のことだ。

 

四日市で1年間以上暮らしながらも最近までこの神社の存在を存じ上げなかったこともあり、上記を聞いたときは、ほんまかいな、と思った。

しかし伊勢神宮に行っただけでは「片参り」と言われてしまうのならば、行く他ない。

 

名駅から北へ10km程度行ったところの山あいにある。

 

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「上げ馬神事」で活躍する白馬

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本宮

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タイルもTADO

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隣接する多度稲荷神社

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同じく隣接する法雲寺(伊勢西国三十三所霊場

 

年末に訪れたところ、分散参拝なのかお参りに来ている方たちがちらほら。

華美だったり目を引くような大きな建造物はなく、落ち着いた雰囲気の神社だった。

 

多度大社の歴史は非常に古く、5世紀には創建されたとのこと。織田信長の焼き打ちにあったり(長島の一向一揆)、本多忠勝徳川四天王桑名藩主)により再建されたりと戦国時代の舞台としても登場する。

 

 

伊勢神宮との「両参り」のために、ぜひ桑名市の多度大社にも足を運ばれてはいかがですか?

 

 

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Tado-taisha shrine

Ep.29

多度大社 Tado-taisha shrine is located in Kuwana city.  It was built in 5th century.

To be honest, this shrine is not famous, not huge and not glittering.

 

But from long years ago, so-called 

“ If you worship at 伊勢神宮 Ise-jingu shrine, you should also worship at Tado-taisha shrine. “

 

People who lived in this region were expected to visit to both Ise-jingu and Tado-taisha.

This is the important shrine which takes root in this land and people.

 

tadotaisya.or.jp

 

四日市とんてき 調理編

Ep.28

四日市の人々はとんてきを食べているのか?

 

会社の四日市出身・在住の先輩社員に伺ったところ、

「食べるで! でも店で食べると高いやんか? やから家で作って食べるんや」

 

とのことだった。私は

「食べへんよ。市外の人らが食べに来るだけやろ」

と言うものとばかり思っていたから多少驚いた。

 

確かに、市内のスーパーではとんてきのソースだったり、とんてき用と記載された豚ロースが販売されているのを見かける。

 

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とんてきソースの例 コーミ(株)HPより

 

一方で私も、とんてきは自分で作った方が美味しくできるという自信があったので(Ep.27参照)、チャレンジしてみることにした。

 

 

まず、これまでお店で四日市とんてきを食べてきた経験から、

この料理の成功(=美味しさ)のカギを握っているのはどう考えても豚肉のクオリティーである、ということを感じていた。8割はここで勝負がつくのではないか?

 

そこで私は大阪桐蔭高校野球部と同じ戦略で臨むこととした。

これはどういうことかというと、

「圧倒的に優れた素材を集めてきて、その絶対能力の高さを生かして最後まで逃げ切る」

というものである。

 

そのためにまずはクオリティーの高い豚肉を入手することが必須。そこで私は鳥金(とりきん)さんに向かった。

近鉄百貨店にも入っている、四日市の老舗精肉店である。いつもたくさんのお客さんで溢れている人気店だ。

 

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続いて調理へ。豚肉をハンマーで叩くことで肉の繊維が断ち切られて柔らかくなる。塩をふって静置することで肉の中の水分を出し(浸透圧)、併せて焼いているときに肉汁を中にキープできる。料理は科学なのだ。

 

 

前処理を終えたこの時点で8割がた勝利が約束された感があるが、

 

「80点で満足したらあかん。後の20点で評価が決まるんやから。腕のある料理人なんかは、残りの20点にこそ力をかけよるんや」

   『料理のアイデアと考え方』、柴田日本料理研鑽会 著より

 

と村田吉弘さん(「菊乃井」の御主人で京料理界のボス)も言っているので満足してはいけない。

 

続いてソース作りへ。四日市とんてき用の市販ソースを利用するのは面白くなく、さりとて1からウスターソースを作るほどの気力もない。

ここは私が愛する街、浜松より、浜松が誇る「トリイソース」の力を借りることとする。

 

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トリイソースをベースに豚肉をソテーしながら、あとはニンニク(国産)を素揚げしたりすりおろしたり、キャベツを用意したりして完成した。

 

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お店の四日市とんてきは分厚く大きな脂身が特徴なので少し雰囲気が違うけれど、脂身を求めていない人にとってはこれで良いと思う。

 

 

肝心の味は、

ムム.. う〜ん.. あれ?

 

正直に言おう。あまり上手にできなかったと。

 

「クオリティーの高い豚肉」を過信して長時間ソテーした結果、肉が硬くなってしまったようだ。

自分で作った方が美味しくできる、という自信は虚しく砕け散ったのだった。

 

そして当然ながら、調理のスキルを磨いていく必要があることを痛感したのだった。

 

 

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Yokkaichi Tonteki (Pork saute) Part2. Try cooking

Ep.28

For Yokkaichi citizens, to eat Yokkaichi tonteki, they do not go to restaurants, but cook by their-self.

I also challenged it.

 

To cook delicious one, it is needed to prepare high quality ingredients.

Pork is the most important.

So I went to 鳥金 Torikin which was a long established butcher shop.

 

Worcestershire sauce is an another key.  I determined to utilize トリイソース Trii sauce from Hamamatsu city, Shizuoka.

 

In this way, I completed my Yokkaichi tonteki.

 

The taste was... NOT so yummy..

Pork was hard than I expected..

 

I regretted how to saute.

I was disappointment my poor cooking skills..

 

 

 

www.torii-sauce.jp