みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

菰野町

八重姫(信長の孫かつ菰野藩初代藩主正室)

Ep.182 「オールタイム織田信長俳優ランキング」というものを考えることがある。 ドラマや映画でこれまでに数々の二枚目俳優に演じられてきた信長であるが、その中で誰がベストだったか?というものだ。 織田信長 Wikipediaより 実際のところどうだったかは…

近鉄湯の山線 驚きのサクセスストーリー“アクアイグニス” in 湯の山温泉

Ep.181 名古屋から電車で30分の三重県最大の都市・四日市からさらにローカル線で西に30分弱行った終着駅の山の麓から、バスとロープウェイで登った山頂に三重県唯一のスキー場がある、と言うと意外に思う人は多い(Ep.33、34、95参照)。 そのローカル線とは…

パラミタミュージアム

Ep.170 地方に住んでいると芸術や美術にアクセスできる機会が少ないかと言われるとそうではないと思う。 公設・私設問わず美術館は全国に張り巡らされている。 国立西洋美術館や奈良国立博物館のような大物はないかもしれないけれど、むしろその地域に根ざし…

菰野ピアノ歴史館

Ep.164 ノンフィクションやエッセーをよく読む。 扱われているテーマや著者に感心があるから読むわけだけれど、中にはその著者が書く文章が好きだからという理由で読むことがある。 文体や表現やリズム。そこから立ち昇ってくる著者の感性や人間的な魅力。 …

続・三重県の豆腐屋

Ep.162 三重県の「ローカル豆腐」については以前「岡村とうふ」(Ep.144参照)を紹介したがこれ以外にもよく買っていたのは井村屋の豆腐だった。 「大豆屋和蔵大豆ッ子」 井村屋(津市) 食感がとてもいい。絹豆腐に求めるものはやはり滑らかな口触りだと思…

四日市ばんこまつり・菰野窯出し市

Ep.137 萬古(ばんこ)焼の街・四日市の陶器市である「四日市ばんこまつり」は毎年5月に行われる。(Ep.23、24参照) 1963年に始まった歴史あるイベントだが、2022年からは会場を四日市ドームに移し、お笑いショーなど各種ライブパフォーマンスも含む形でリ…

マコモタケ 三重県の伝統食材12

Ep.126 「菰野(こもの)町」の由来はその昔、真菰(まこも)の野原だったことに由来するらしい。 真菰(まこも) 旬の食材百科 HPより 真菰の根元にできる肥大した茎の部分をマコモタケ(マコモダケ)と言い、これは食用である。 マコモタケは「みえの伝統…

地域のお花畑

Ep.125 「地域のお花畑」 というのが地方には増えていると思う。 それは市民団体や農家の方が本業の傍らで提供してくれるもので、花が見頃を迎えると開放され、市民は無料で楽しむことができる。 コスモス(菰野町田光:10月上旬) 『○○の花が見頃を迎えてい…

ミスタートンカチ、及び作業服・作業用工具専門店

Ep.112 四日市から菰野方面へ向かって湯の山街道(国道477号線)を走っていると見えてくる奇抜な名前の看板。 『ミスタートンカチ』 ローカルスーパーマーケットの一号館(Ep.36参照)が手がけるホームセンターである。 当初、すっとんきょうな名前だなと思…

純喫茶 コーヒーブレイク編

Ep.108 モーニングサービスに代表される東海地方の「純喫茶」文化(Ep.102、105参照)。 「カフェレスト ゆん」 「珈琲屋 真戸運永(マドンナ)」(左)、「珈琲屋 明楽時運 吉備(アラジンキビ)」 「スワサロン」 「コーヒー屋NICO」 「カフェ コロラド」 …

男はつらいよ 湯の山温泉

Ep.103 私の中で映画「男はつらいよ」の思い出といえば「鎌倉シネマワールド」に行ったことだ。 それはかつて鎌倉市の大船にあった松竹が作ったテーマパークで、今はもうない。改めて調べてみると1995年10月に開演して98年12月に閉園したようだから、あまり…

御在所スキー場 上級者用ゲレンデ

Ep.95 北京冬季オリンピック・パラリンピックが閉幕した。 私はアルペンスキーが好きなので、TV中継があると全て録画して観ていた。 アルペンは「ウィンタースポーツの王者」だと思う。 マティアス・マイヤー(オーストリア) 男子スーパー大回転でアルペン…

おにぎり 2nd

Ep.69 四日市でおにぎりと言えば「おにぎりの桃太郎」(Ep.17参照)だが、県内には他にもおにぎりの専門店を見かける。 これまで私が暮らしてきたどの地域にも(東京でも地方でも)、こんなにおにぎり屋があるところはなかった。三重県の人たちはおにぎりが…

鎌ヶ岳(鈴鹿セブンマウンテン 5/7)

Ep.52 5月下旬、よく晴れた暑い日に鈴鹿セブンマウンテンの一つ、鎌ヶ岳(1,161m)へ。宮妻渓谷キャンプ場から出発し、 キャンプ場 → 宮妻林道 → 水沢岳(1,029m) → 鎌ヶ岳 → カズラ谷ルート → キャンプ場 という一周ルートで目指すことにした。 不動の滝 …

釈迦ヶ岳(鈴鹿セブンマウンテン 4/7)

Ep.47 4月下旬、鈴鹿セブンマウンテンの一つ、釈迦ヶ岳(1,097m)の登頂を目指した。登山口は菰野町の「三重県民の森」から朝明川(あさけがわ)を上流に行ったところだ。 まずは中尾根登山道で頂上へ。 2時間弱で頂上に到着。東方向に開けた展望では、菰野…

三重県の地酒

Ep.39 それまで日本酒を真剣に味わって飲んだことはきっとなかった。 少なくとも体系的に、味を文章表現したり好みを評価したりというようなことは。 以下はこの半年に渡り、三重県の地酒を毎晩飲み続けた結果をまとめたものだ。 これを実施するにあたり、ま…

御在所スキー場 実践編

Ep.34 御在所スキー場の下見(Ep.33参照)を終えた翌週、私はさっそく実践してみることにした。 スキー場の営業は2月28日まで。もたもたしているヒマはない。 ただしオープンしているのが初級者コース1面のみしかなかったため、スキル向上に努めるには無理が…

冬の御在所岳・スキー場

Ep.33 四日市の隣の街にスキー場があると聞いた時は耳を疑った。 東京からこちらに越して来るときの話である。 菰野町の御在所岳(Ep.6参照)山頂にある「御在所スキー場」がそれで、三重県で唯一のスキー場だ。 確かにこの時期、四日市市内でも雪がパラつく…

御在所岳(鈴鹿セブンマウンテン 1/7)

Ep.6 みなさんは東海道新幹線に乗車していて、名古屋―京都間を走っているとき、 「なぜこのルートを走っているのだろう?」 と思ったことはありますか? というのも、旧・東海道とは、 名古屋を出た後、桑名→四日市、と南下した後、 鈴鹿→亀山→関、まで西進…