みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

2021-01-01から1年間の記事一覧

ローカルスーパーマーケット マルヤス編

Ep.49 近所にあって欲しいと思うスーパーマーケットのNo.1がマルヤスだ。 マルヤスは津市に本社を置き、中勢地域で展開しているローカルスーパーで、特に津市にある芸濃店に一度行ってしまうと、このようなスーパーが家の近くにできることを切望するようにな…

天皇杯 三重県大会決勝2021

Ep.48 サッカー天皇杯の戦いは、春先から既に始まっていることをご存知だろうか? 元日決勝が風物詩になっているこの大会は、最後の方まで残るのはJ1のチームだが、一回戦から登場するのは「都道府県代表」チームだ。 そして天皇杯本戦の前に、この都道府県…

釈迦ヶ岳(鈴鹿セブンマウンテン 4/7)

Ep.47 4月下旬、鈴鹿セブンマウンテンの一つ、釈迦ヶ岳(1,097m)の登頂を目指した。登山口は菰野町の「三重県民の森」から朝明川(あさけがわ)を上流に行ったところだ。 まずは中尾根登山道で頂上へ。 2時間弱で頂上に到着。東方向に開けた展望では、菰野…

ヴィアティン三重(サッカー男子チーム)

Ep.46 三重県から初のJリーグ入りを目指すチームの中で最も近い位置にいるのが「ヴィアティン三重」だ。 同じ県内の鈴鹿ポイントゲッターズ(Ep.40参照)が、ホームスタジアムの整備が間に合わず、まだJ3ライセンスを取得できていないのを尻目に、ヴィアティ…

「犬がいた季節」

Ep.45 四日市を舞台にした伊吹有喜さんの青春小説「犬がいた季節」に地元が沸いている。 市の観光交流課は散策ガイドマップを発行し、市内最大書店の丸善では来店者の誰もが目につく場所に半年間にわたり伊吹有喜さんコーナーを設けて盛り上げている。 四日…

鈴鹿のあられ

Ep.44 鈴鹿市の名産は「あられ」である。 スーパーのお菓子コーナーでは鈴鹿のあられが何種類も置かれている。 以前、水沢にあるかぶせ茶カフェを訪れたとき(Ep.25参照)、あられにお茶を注いで食べる、という体験をした。 水分(お茶)に浸されたあられな…

漂流 from 三重

Ep.43 地方ではしばしば「郷土の偉人」を顕彰した資料館や記念館がある。 歴史の教科書に登場するほどの人物ではあるものの、ドラマで繰り返し描かれるほどの存在でもない。他県出身者にとってはあまりよく知られていない。(そして残念ながら地元の人にとっ…

ランニング

Ep.42 歳をとると体重が落ちにくくなるというのは身をもって感じる。 20代のときと同じ距離を走ったところで、自分が適性と思っている体重まで容易には落ちてくれず。 かといって、より長い距離を走ったり、走る頻度を増やすほどの気力もなく。 したがって今…

ローカルスーパーマーケット サンシ編

Ep.41 休日、最も好んで利用するスーパーが「サンシ」だ。 「いくわ店」や「こもの繁盛店」は大型店舗で魚介と精肉コーナーが充実しており、マグロや鶏モモ肉が私のお気に入りだ。 鈴鹿市に本社を置くこのローカルスーパーは 「北のサンシ、南のぎゅーとら」…

鈴鹿ポイントゲッターズ

Ep.40 初めてサッカーの試合をスタジアムで観戦したときのことを今でもよく覚えている。 1994年の広島アジア競技大会 当時私たち家族は広島県に住んでおり、私は小学3年生だった。 アジア競技大会とは総合的なスポーツの大会で、簡単にいうとオリンピックの…

三重県の地酒

Ep.39 それまで日本酒を真剣に味わって飲んだことはきっとなかった。 少なくとも体系的に、味を文章表現したり好みを評価したりというようなことは。 以下はこの半年に渡り、三重県の地酒を毎晩飲み続けた結果をまとめたものだ。 これを実施するにあたり、ま…

ローカルスーパーマーケット ぎゅーとら編

Ep.38 「北のサンシ、南のぎゅーとら」 と言われるのが三重県のスーパーマーケット事情だ。 この地では茨城県でいう「カスミ」や広島県でいう「イズミ(現・ゆめタウン)」のように絶対的な地域王者がいるわけではないが、南北エリアのそれぞれのトップが上…

地銀・信金

Ep.37 地方から東京に出てきた若者が真っ先にすることの一つがメガバンクの口座開設だと思う。 茨城県出身の私は、それまで当然のように「常陽銀行」の預金口座しか持っていなかったが、上京して、アルバイトを始める段になると、給与振り込み先として先方指…

ローカルスーパーマーケット 一号館編

Ep.36 スーパーマーケットが好きだということに気付いたのはこの数年のことだ。 私は東京で暮らしていた大学時代、スーパーで品出しのアルバイトをしていたが、思えばそれも潜在的に関心があったからなのかもしれない。 全国をめぐると分かるように、およそ…

地方紙

Ep.35 新聞の発行部数で世界第1位が日本の読売新聞だというのは割と知られた話だ。 第3位が朝日新聞で、毎日、日経、中日新聞も世界トップ20に入っている。(2016年時点. 下記サイト参照. 電子版の購読者を考慮するとこの限りではないと思われる) 5社合計で…

御在所スキー場 実践編

Ep.34 御在所スキー場の下見(Ep.33参照)を終えた翌週、私はさっそく実践してみることにした。 スキー場の営業は2月28日まで。もたもたしているヒマはない。 ただしオープンしているのが初級者コース1面のみしかなかったため、スキル向上に努めるには無理が…

冬の御在所岳・スキー場

Ep.33 四日市の隣の街にスキー場があると聞いた時は耳を疑った。 東京からこちらに越して来るときの話である。 菰野町の御在所岳(Ep.6参照)山頂にある「御在所スキー場」がそれで、三重県で唯一のスキー場だ。 確かにこの時期、四日市市内でも雪がパラつく…

なばなの里 Winter season編

Ep.32 植物園が好きだということに気付いた。 動物園や水族館に比べると地味ではある。 いやその前に「植物園」とは? 私にとって純粋な「植物園」と言うと、思い浮かぶのは地元つくば市にある「筑波実験植物園」だけだ。 そもそも絶対数が少なそうだ。 なら…

桑名の蛤

Ep.31 初めて、桑名(くわな) という地名を知ったのは小学校高学年か中学生の時だったと思う。 当時、私は母に連れられて土方歳三を主人公とした宝塚歌劇団の舞台を観に行ったことがきっかけで、新選組を扱った司馬遼太郎の小説「新選組血風録」や「燃えよ…

ラグビー 今村雄太編

Ep.30 三重県でラグビーと言えば、ホンダヒートだ。 鈴鹿市を拠点とするホンダヒートはトップリーグの中堅チームで、2019年W杯でもPRグ・ジウォン選手、WTBレメキ・ロマノ・ラヴァ選手(2020年シーズンから宗像サニックスに移籍)が日本代表として活躍した。…

多度大社

Ep.29 「お伊勢参らば お多度もかけよ お多度かけねば 片参り」 と言われるのは、桑名市にある神社、多度大社(たどたいしゃ)のことだ。 四日市で1年間以上暮らしながらも最近までこの神社の存在を存じ上げなかったこともあり、上記を聞いたときは、ほんま…

四日市とんてき 調理編

Ep.28 四日市の人々はとんてきを食べているのか? 会社の四日市出身・在住の先輩社員に伺ったところ、 「食べるで! でも店で食べると高いやんか? やから家で作って食べるんや」 とのことだった。私は 「食べへんよ。市外の人らが食べに来るだけやろ」 と言…

四日市とんてき 概要編

Ep.27 今や全国どこにでもあるご当地グルメ。四日市市のそれは「四日市とんてき」だ。 四日市とんてき協会のHPによると、 「分厚い豚肉をにんにくと一緒に濃い目のたれでソテーし、たっぷりのキャベツの千切りをそえた料理」 というもの。 市内の町中華、ラ…

伊勢型紙(伊勢形紙)

Ep.26 「伝統工芸品」とはよく言うものの、国が法律の下で保護・振興しているものは235品目あるそうだ(2019年11月時点)。 このうち三重県内のものは5品目あり、四日市の萬古焼(Ep.23、24参照)もこの中に含まれる。 「伊勢型紙」(いせかたがみ)も5品目…