みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

伊賀組紐

Ep.100

ここまで来るとは思っていなかった。

快挙と言ってよいだろう。

100回に到達した。

このブログのことだ。

 

 

ブログを開始するにあたり、三重県四日市に関する話題に限定するということは決めていた。2020年の10月のことだ。

なのでその時点で、果たして何回分書けるのだろうかとタイトル(とおおよその内容)を箇条書きしてみたところ、20回分は書けそうだなとなった。

 

実際に始めてみると程なくして30回は書ける、50回はいけるゾとなり、早々に100回も余裕でいきそうだな、となった。

そして今回実際に到達した。

 

私は日々、三重県のニュースや情報に感性を高め感度を上げている。

私の職場には地元出身者が大勢いるが、彼らよりも三重県に関する知識で上回ってしまっちゃったんじゃないかと思うことが多々あるくらいだ。

 

100回を迎えた今となっても、まだまだいけそうである。

 

伊賀組紐 三重県HPより

 

さて今回は伝統工芸品について書きたい。

三重県では「国が指定する伝統的工芸品」(いわばナショナルオフィシャルとも言える)を5つ保有している。そのうちの一つが「伊賀組紐(いがくみひも)」だ。

(他に四日市萬古焼Ep.2324参照)や伊勢型紙(Ep.26参照)も含まれる)

 

組紐(くみひも)は元々は巻物や仏具の飾りとして使われたもので、2016年にヒットしたアニメ映画『君の名は。』でヒロインが髪を結ぶアイテムとして注目された。

 

「絹糸を主に金銀糸などを組糸に使い、角台・丸台・高台などの伝統的な組台を用いて繊細な美しさを持つ紐に編み上げたもので、「帯締」などとして和装には欠かせない工芸品」三重県HPより)

とのことで、伊賀地域が養蚕に適した気候であること、地理的に京都に近いこと、が発展した理由らしい。

 

 

私は現代の伊賀組紐がいまだに帯締や仏具でしか使われていないのであれば欲しいとは思わなかったけれど、あるメーカーがそれを「靴ひも」に展開していることを知ったとき、欲しくなって購入してしまった。

 

糸伍株式会社 HPより

 

登山用のシューズやランニングシューズに使用している。

デザインと配色がかっこいい。

 

 

なでしこリーグに参戦する「伊賀FCくノ一三重」とコラボ商品を出したり、デーデー・ブルーノ選手(陸上短距離)に提供したりもしているらしい。

 

伝統工芸品を汎用性の高い他用途に展開することが、人々に認知され愛されこの先も伝承されていくことにつながるのだと思う。

 

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伊賀組紐 Iga-Kumihimo

Ep.100

What a great achievement is!  About this blog, only topics of Mie prefecture, 100th episode is celebrated now.

 

This time introduces 伊賀組紐 Iga-Kumihimo which is one of the traditional crafts of Mie (by prefectural and national official). Kumihimo is a parts of like hand-scroll.

 

But now, a Kumihimo maker makes it “shoelace”.

I make it use for my running and trekking shoes.  The design and color are very cool!  It’s a new way for traditional craft.

 

www.pref.mie.lg.jp

www.igaueno.net

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