みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

松阪もめん・伊勢木綿

Ep.60

「松阪もめん」は三重県の伝統工芸品の一つで、藍色の縞模様が特徴的な綿織物だ。

かつては松阪市を中心に生産されており、江戸っ子の間で大流行したらしい。

 

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松阪市観光プロモーションサイトより

 

松阪市の「松阪もめん手織センター」を訪れた際、この色味とデザインに目を奪われた。ここでは松阪もめんの生地を一部に用いたお財布やバッグなどが販売されていた。

カッコいいのだが、自分がそれらを使用するイメージが湧かなかったので購入する気までは起きなかった。

もう少し店内を見ていると、反物を計り売りで販売していることに気付いた(元は着物を作るためのものなので当然なのだが..)。

 

そのとき閃いたのが、当時買ったばかりだった自宅のダイニングテーブルに、テーブルランナーとして、この松坂もめんを用いるというアイデアだった。

幅がちょうど良い。長さは所望する分だけ購入すれば良い。

自宅で食事をしながら松阪の伝統を感じることができる。

 

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思った通り! 我ながら素晴らしいアイデアだった。

 

伊勢木綿」もまた伝統工芸品で、現在では津市の臼井織布(株)で製造されている。

 

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臼井織布 HPより

 

店舗には伺えていないが、オンラインショップで美しい柄の反物が販売されていたので、こちらもテーブルランナー用途で購入した。

 

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渋い

 

現代に息づく三重県の工芸品は今日も我が家の食卓の上にあるのだった。

 

 

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Traditional cotton fabric, Matsusaka-momen and Ise-momen

Ep.60

The cotton fabric, 松阪もめん Matsusaka-momen is one of the traditional crafts of Matsusaka city, Mie.  It’s impressed with indigo blue and stripes.

 

In Edo period, large quantity of them were exported to Tokyo.  In that place, citizen loved them so much as their cloths, kimono.

 

伊勢木綿 Ise-momen too.  It’s showed vivid colors and modern paid.

 

I’m using these fabrics as table runners.  It’s so cool.

I always be able to feel traditional atmosphere during a meal!

 

www.city.matsusaka.mie.jp

 

松阪もめん手織りセンター

 

isemomen.online