みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

南部丘陵公園

Ep.139

四日市市南部の小高い丘の上に広がる「南部丘陵公園」は、市内最大の総合公園で市民の憩いの場である。

 

広大な面積を誇るこの公園は、道路を挟んで北ゾーンと南ゾーンに分かれ、自然が広がり遊具があって動物もいるので子供たちに人気だ。

 

<北ゾーン>

大入道(Ep.122参照)

 

<南ゾーン>

ヤギ

他にうさぎ、羊、孔雀もいる

 

南部丘陵公園内ではないのだけれど私が面白いと思っている場所があるので紹介したい。

 

公園を出て東に向かい、三重県総合医療センターを超えると丘は下り始め、やがて正面に視界が開ける。

遥か前方に見えるのは伊勢湾と四日市コンビナート。Ep.1920参照)

とりわけ、幾本もの煙突とそこから力強く吐き出される蒸気が目に入る。

 

 

これは京都の「龍安寺の庭の石」みたいなもので、立つ場所によって見える煙突の数が変わるのが面白い。

 

丘の上の方だと、木々が視界を遮ってしまう。

かといって下りすぎると今度はフラットになってしまうから、目の前の建物や電線・信号機が遠方の眺めを邪魔する。

 

 

立つ場所を変えて色々試した結果、このエリアからは8本以上もの煙突を確認できることが分かった。

 

まあ、こんなことに気付き、面白いと思うのは四日市広しといえども私だけだと思うが。

 

ではこれらの煙突は誰が所有するものなのか?

 

というと、方角から察するに、

三菱ケミカル(株)、JSR(株)、味の素(株)、石原産業(株)、三菱ガス化学(株)

といった、日本を代表するスターケミカルカンパニーたちによるものなのだった。

 

 

もっとも、四日市においてこのような景色が見られる場所というのは、ここに限ったわけではない。少し小高い場所から海側を向けば見れる。

 

特に冬のよく晴れた日は、数多の煙突から力強く上空へと立ち昇っていく、真っ白な蒸気に目を奪われる。

この眺めが四日市の”象徴”なのである。

 

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南部丘陵公園 Yokkaichi South Hills Park (Nanbu-kyuryo park)

Ep.139

Yokkaichi South Hills Park (Nanbu-kyuryo park) is located in the hill, whose area is the biggest in this city.  It’s an attractive park for kids to play in nature, playground and with animals.

 

But for me, it’s interested in “the view” from outside of this park, on the way to the downslope.  From this point, we can look out the combinatorial area and chemical factories along the bayside.

There are much strong white steam from top of incinerator.  It’s awesome!

It must be the icon in this industrial city, Yokkaichi.

 

parkful.net