みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

雨乞岳(鈴鹿セブンマウンテン 6/7)

Ep.64

8月の終わりに雨乞岳(1,238m)へ。鈴鹿セブンマウンテンの中では最も滋賀県側に位置し、その昔、山頂にある池で雨乞いの儀式が行われていたらしい。

武平峠(ぶへいとうげ)の登山口から登ることにした。ここは既に滋賀県だ。私はこれまで鈴鹿スカイラインをここまで西に来たことがなかったため、自宅から車で30分程度で甲賀市に入るのは意外だった。

 

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山登り開始!

序盤は激しく木の根が浮き出た道。歩くのに苦労する。

 

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実はこの雨乞岳を登るにあたり、少し懸念していたことがあった。ガイドブックなどを見ると迷いやすいので注意するようにとのこと。特に今回私は単独で登っていたためなおさらだ。

 

ただ実際に歩いてみた感じだと、リボン(カラーテープ)をしっかり確認して進めば迷うことはないな、という感触を得ていた。

 

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そんなわけだから、上の写真の④番を通過した後、10分後に再び④番の場所に出たときは狐につままれたようだった。

 

迷ってるじゃん!

と心の中で思った。同時に、いつの間にか来た道を戻っていたことに気付かなかった自分に失望した。

今度は慎重に進む。

すると先ほどは見なかったリボンがあることに気付いた。そちらが前へ進む方の目印だった。つまりさっきは狭い範囲でぐるっと一周していたようだった。

 

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歩き始めから1時間半経ってようやく開けた場所に出た。陽も出てきた。

ここからは笹の道を通ってまずは東雨乞岳へ。

 

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360°周囲が見渡せる。三重県側はわずかに山々のすき間から人の集落が見えた。滋賀県側は幾重にも連なった山々しか見えない。

続いて雨乞岳の山頂を目指す。

 

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笹の中の一本道で雨乞岳山頂へ

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山頂に近づくにつれどんどん笹が深くなっていく。これは面白い!

箇所によっては私の背丈よりも高い笹を、前かがみになって両手でかき分けながら(平泳ぎみたいに)前に進むという冗談みたいな道だった。

 

そして登頂! 2時間20分かかった。

 

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山頂にあったコースマップを私が見ていると、今登頂し終えたばかりの見知らぬおっちゃんから、

「セブン、制覇しました!」

と突然声をかけられた。

私は、

「えっ? あ、おめでとうございます! すごいですね」

と応えた。

 

セブンとは、鈴鹿セブンマウンテンのことだ。その人は今をもって鈴鹿セブンマウンテンを全て登り終えたもよう。その嬉しさを誰かに伝えたかったようだ。

 

そういう意味では、私もこの雨乞岳の登頂完了で残すはとうとうあと一つだけだ。

私も制覇したあかつきには、誰かに「セブン、制覇しました!」と話しかけてみようかなと思ったのだった。

 

 

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雨乞岳 Amagoi-dake

Ep.64

Late August, I hiked 雨乞岳 Amagoi-dake (1,238m) which was my 6th target of Suzuka seven mountains.

I walked carefully while checking ribbons which indicated route.

 

Near the peak, I had to go forward the path which was covered with high dwarf bamboo grass.  Interesting!

 

Achievement ;

Suzuka 7 mountains 6/7