みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

四日市けいりん

Ep.97

四日市でギャンブルと言えば「四日市けいりん」だ。

第3コンビナート(霞ヶ浦コンビナート)に隣接した霞ヶ浦緑地公園内にある。

 

「フォーリン」

 

私は競輪については東京・日野に住んでいたときに「立川競輪」に行ったことがあった。場内の雰囲気などは四日市競輪も似たような感じだ。くたびれた感があって清潔感もない。

 

あらためて思うのは、公営ギャンブルにおける、あまりにもきらびやかなJRA日本中央競馬会)とその他との差異だ。

(ただし津の競艇場アミューズメントパークのようにきれいだった(Ep.71参照))

なお県内では他に、松阪にも「松阪けいりん」がある。

 



競輪の収益金が市内の公共施設の整備に役立っている旨を紹介した掲示板を見つけた。年間2.6億円ほどが活用されているようだ。

これを見たとき、意外と少ないんだな、と思ったのが正直なところだ。

 

けれど先日、ボートレース津に関する新聞記事を見て驚いたのは、

「70年間で842億円が公共事業に使われてきた」

というものだった。伊勢新聞 2022年4月23日より)

 

公営ギャンブルからの規格外の収入。この純然たる事実を前にすると、首長たちがほくほく顔になったり普及・誘致のために前のめりになるのも無理はないな、と思った。

 

屋外客席

背景に煙突

四日市ドーム

レース場に出ると、コースの向こうに煙突から延々と吐き出される蒸気が見えた。これぞ四日市の日常的な風景だ。

 

 

レースが始まる。この日は実際に四日市競輪場でのレース開催日なのだ。

真冬に行ったこともあり、来場者のみなさんはほぼ外に出てこない。暖かい屋内でモニター越しにレースを観ているのだ。

せっかくこの会場でレースが行われているのだから、目の前で観ればいいのに。と私なんかは思うのだが、スポーツとして観るか、ただのギャンブルと考えるか、の違いかもしれない。

 

観戦者が少なく人々の熱狂を感じないためか、レースも盛り上がりに欠ける(ように見える)。

加えて背景には煙突からゆったりとたなびく白い筋。

脱力するほど、のどかな光景なのだった。

 

熱血感動! 四日市けいりん

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Yokkaichi KEIRIN

Ep.97

Yokkaichi has public gambling, KEIRIN.

The race track is located in near the 3rd combinatorial area.

 

In the background as the view of chemical plant, the bicycle race was held.

The race was exciting, but the background was too idyllic.

In addition, it seemed audience concentrated “just the result”, not interested in “the race”.

 

www.yokkaichikeirin.com

 

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