Ep.121
鈴鹿サーキットの夏の風物詩「鈴鹿8耐(鈴鹿8時間耐久ロードレース)」
今年2022年は、3年ぶりに開催された。
私にとって鈴鹿サーキットでの観戦は5月のSuper GT 第3戦(Ep.106参照)以来。バイクレースは初めてだ。バレンティーノ・ロッシ(イタリア)くらいしかライダーの名前を知らない私だが楽しむ気満々で赴く。
ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキ、日本の4大バイクメーカーの展示がされている。
鈴鹿8耐で使用されるのは市販のバイクに改造を施したもの。ヴィジュアルがかっこいい。
この日、土曜日のメインレースは翌日の決勝のポールポジションを決める「トップ10トライアル」。しかし天候が不安定ということで中止となり、上位10チームが同時出場する「計時予選」に変更となった。
私はホームストレート直前の「日立Astemoシケイン」前で観戦していた。シケインを攻略するため、バイクを傾けライダーたちが通過していく。膝が地面に擦ってしまうことはないのだろうか?
そして爆音がすごい。
私が住む四日市のアパートでは、時々夜にバイクをふかすエンジン音が聞こえてくる。おそらく近くの田んぼでヤンキーが改造バイクを鳴らせて走らせているのだと思う。その音に似ているなと思った。
いやそれでは変だから、言い換えると、「ヤンキーたちが目指しているバイクの『音』」というのは、確かに、バイクレースで使われるような「本物の改造バイクの『音』」なのだなと思った。
計時予選を制したのはTeam HRC(長島哲太、イケル・レクオーナ、高橋巧)。
彼らは翌日の決勝「8時間耐久レース」でも214周を走り総合優勝。
お膝元の鈴鹿サーキットでホンダ・レーシング・クラブ(HRC)が優勝するのは意外にも8年ぶりとのことで、歓喜が爆発していた。
フィニッシュ前のライトアップがすごい!
鈴鹿8耐は観客と一体となって盛り上げる真夏の祭典なのだ。
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“Suzuka 8 Hours” motorcycle endurance race
Ep.121
“鈴鹿8耐 Suzuka 8 Hours” is a motorcycle endurance race in the Suzuka circuit. Everyone knows it, the most symbolic race!
I was impressed with engine sounds by modified bike, too loud!
I had a nice time this first bike race for me