みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで四日市や三重の魅力を伝えていきます

四日市にて

Ep.1 

四日市で暮らし始めて約1年がたった。海があって山があり、人も多くないこの街での生活は充実している。

 

私は10歳になる年まで広島県竹原市という街で暮らし、その後父の地元である茨城県つくば市で暮らした。前者は瀬戸内海に面した風光明媚な街で、後者はあたり一面に田んぼが広がる(私の実家周辺は)愛すべき街だ。

 

海や山や林や田んぼに囲まれた場所で伸び伸び育った(と思う)一方で、東京に対する憧れもまた増していき、大学は東京へ行った。

大学院、社会人と進んで10年以上東京(と横浜)で暮らしていた30歳の年、子会社へ出向することになり、静岡県袋井市での新しい生活がスタートした。2016年の春のことだった。

 

袋井で暮らし始めてすぐに、私はこの街、この地方(遠州)の魅力に圧倒された。

煌く太平洋、広大な砂浜、穏やかな気候、素敵で愉快な人々。あらゆるものに心を奪われた。

 

東京との「違い」を感じること。「地域性」をリスペクトして楽しむこと。

それらはこの街で暮らす中で明確に意識したことだった。

 

もはや第2の故郷になった、袋井  (妻とはこの街で出逢った)

最高の地方都市、浜松

美しい岬の街、御前崎

 

遠州の誇るべき自然や街々が、上京する以前はずっと暮らしてきた地方の素晴らしさを呼び起こすきっかけとなった。

 

 

記録と記憶に刻まれた完璧な2年間を遠州で過ごした後、私は出向解除により東京に戻った。2018年の春のことだった。

 

2年ぶりに暮らす東京では、あらためて絶望的な人の多さに愕然とした。私の住まいは郊外の日野市だったけれど、家の前の道路は渋滞で、休日は飲食店も商業施設も人だらけ。

東京は本来魅力的な街なはずなのに、人口過密が多くの人を苛つかせ、不幸にしていると思う。人の多さは、私が大学時代を過ごした10年前よりも激しくなっているように思えた。

 

1年が経つ頃、私は、もう、本当に、いやになってしまった。

 

本格的に転職を決意したのは2019年の夏のことだった。

一番の理由は、業務内容や将来のキャリアを考えてのことだったが、他方で、東京を離れて地方で生活したい、という想いもまた同等に強かった。

幸いにも、私が勤務するような化学メーカーは、地方に開発拠点や工場がある(むしろ地方にこそ多い)。

このようにして決まったのが、四日市での生活、だった。

 

 

この『みんなの笑顔が三重(みえ)てくる』では、

「地域性」に光をあて、「違い」を学び、リスペクトし、楽しむというスタンスで、四日市市三重県の魅力を伝えていこうと思います。

 

 

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At Yokkaichi

Ep.1

One year has passed since I moved this city, Yokkaichi, Mie.

I’m enjoying this life.

 

Takehara city, Hiroshima and Tsukuba city, Ibaraki are the city where I grew up.

The former is beautiful city along Setouchi inside sea.

The latter is lovely area surrounded rice field.

 

Since I left my home town, Tsukuba, I have lived in Tokyo for more 10 years.

 

In 2016, I moved Fukuroi city, Shizuoka due to my job and I was in love.

Brilliant Pacific ocean, vast beach, mild climate and so many wonderful people...

I brought back the past, “life in regional city” was great!

 

After that, I went back to and lived in Tokyo again, but I was so stressful for crowded people in this giant city...

 

In 2019, I have decided job transfer.

The reasons were not only my future career as an engineer, but also life in regional city.

So that I started to live in Yokkaichi.

 

As basic stance, I learn, respect and enjoy "regionality".

In this blog, I will tell the characteristic of Yokkaichi city or Mie prefecture to many people.